HMMゴジュラス・ジ・オーガ HMMゾイド
製作時間:16時間
コトブキヤから発売された
HMMゴジュラス・ジ・オーガのレビューです。
HMMゾイド最大サイズのゴジュラスに武装が追加され、猛烈なボリュームになっています。
箱も大型で、私は店頭から持ち帰ろうと思いましたが、秋葉原から大宮付近への輸送は断念することに・・大型で重い箱なので人にぶつけるなど、万が一の輸送時の事故が怖いので購入する場合には宅配してもらったほうが良さそうです。
家に到着して組み立てる際には、パーツのボリュームが凄まじいことになっていますが、組み立て自体は比較的簡単でゲート部分も目立たない箇所に配置されているので、アルティメットニッパーのみでも組み立てることができそうです。
ただランナー数はアルファベットを通り越して「ツ」まであるので、組み立てる際にはガムテープなどでラベリングしたほうが良さそうですね。
ちなみに私はケーブルを組み立てる時に失敗しました。パーツが不足している状態で組み立てて、余った部分をコングPKと同じように切ってしまったのですが、GTOの場合はリード線を切らないのですね。リード線はどこでも売っているので簡単にリカバリできましたが(^^;
完成したキットは圧倒的なボリュームになっていて、置き場を真剣に悩むほど。重量も相当ありますが、HMMゴジュラス自体の頑丈さに加えて尻尾の「大型スタビザイザー」が第3、第4の足として機能するので通常のゴジュラスよりも遥かに自立させやすくなっています!
もちろんグリグリと遊ぶこともできて、接着剤無しでもほとんどポロリなく遊ぶことができます。
HMMゾイドのフラッグシップとして堂々とした姿はぜひ自宅でディスプレイしたいですね
置き場をなんとかして確保しないと
▼良いところ
追加武装も含めてボリュームがすごいことに
自立させやすい
組み立てやすい
▼悪いところ
組み立てに時間がかかる
HMMゴジュラス・ジ・オーガ
箱は巨大すぎて撮影スペースに収まりませんでした(^^;
箱の構造は箱をぐるっとカバーするカバーと、外箱、内箱の3層構造です。
いつも大型ゾイドの内箱には絵が書かれていましたが、GTOでは無地の箱でした。
箱が大きければ当然中身も巨大で、ブレードライガーなどと比較すとこんな感じ。
ライガーの3-4倍のボリュームがあります。
ゴジュラス用のパーツがそのまま入っているため、組み立て手順書通りに組み立てるとまずはゴジュラス本体が完成します。
その後追加パーツを組み立てることになりますが、とにかくパーツが巨大で作っている段階で迫力が凄まじいです!
武装を付け終えるとGTOが完成します。
撮影ブースにもようやく収まる巨大さになっています(^^;
前後左右などからみるとこんな感じ
キャノンや盾のボリュームアップは理解していましたが、尻尾のスタピライザーのボリュームが凄いことになっていますね。
イベント会場などでは後ろに隠れていたので気づきませんでしたが、かなりマッシブでこの頼もしさは凄く良いですね・・!
ロングレンジバスターキャノン
一撃で大型ゾイドを粉砕し、小型ゾイドなら掠めただけで大破する
ロングレンジバスターキャノンは無骨なデザインのままHMM化されています。
追加武装で一番パーツ数が多い武器ですが、組み立ては比較的シンプルで2-3時間ほどで完成します。
砲口部分はこんな感じで、左右に穴が空いています。
砲口の内部には特にディテールはありませんでした。
ギミックとしては後部が展開し、弾倉の取り外しが可能になっています。
後方にはスライドギミックの他に、フィンパーツが展開するようになっています。
キャノンの根元を上からみるとこんな感じ
キャノンは左右にも可動するようになっていますが、
横に向けて撃つとゴジュラスでも吹き飛びそう(^^;
キャノンの全長はゴジュラスの全高を超えるほどの大きさです。
このままロケットになって飛んでいきそうですね・・・
接続アームはこんな感じで、ゴジュラスに元から付いていたブースターはアームの外側に取り付けます。
キャノンは他のHMMゾイドよりも巨大ですが、ジョイントパーツによりライガーやコングなどに取り付けることができます。
RZ4連装ショックキャノン
ショックキャノンはタカラトミー版のようにキャップ部分に接続しますが、HMMではキャップを外してキャップの代わりに取り付ける形です。
内側には持ち手が付いていて、ゴジュラスに掴ませることができます。
HMMゴジュラスと比べると違和感がありませんが、巨大なパーツでiPhoneと同じくらいの大きさでした。
サイズ感的にはゴジュラスにスマートフォンを装備しているような感じで、電車などでスマホを弄っている人をみたらゴジュラスの盾を見つめていると考えればサイズ感がわかりやすいかも
エネルギータンク
エネルギータンクはエネルギーコンデンサー、サブジェネレーター、冷却システム、ウェポンマウントから構成されています。冷却フィンが展開し、後方のパーツは左右に向けることもできました。
個人的にキャップが取り付けられているのがツボで、力が集まる部分にキャップがあるのはゾイドっぽくて良いですね!
iPhoneに載せるとこんな感じ
側面の穴にはゴジュラスのマシンガンが接続できました。
対空砲として装備しても良さそうですね。
ミサイルポッド
ミサイルポッドは塗装がしやすいようなパーツ構成になっていました。
ミサイルポット上部のセンサー部分を前に引っ張るとミサイルがせり出してカバーが開くようになっています。
ただカバーを閉じるのは手動になるので、展示会などでは閉め忘れに注意したいですね。
取り付け場所の関係か他のパーツとは異なり、あまり大型化+アレンジされている印象はなく、追加パーツでも特に大人し目な感じがします(^^;
そして私の組み立てが甘かったのか、たまにカバーが開いていることがあって今回のレビューでも何枚か開いている状態で撮影しています・・!
スタビライザー・ケーブル
スタビライザーはとにかくマッシブなデザインになっていて金属の塊感がものすごく格好良いです!
シリンダーが可動する上に強固な作りになっていて、HMMゴジュラスをかなり安定してディスプレイすることができます。
元からゴジュラスについていたスタビライザーを並べるとそのボリュームの差は圧倒的です!
可動させることで接地面積を調整することができます。
このスタビライザーがあれば昆虫型ゾイドを作れそうですね
内部にリード線を通すケーブルはコングPKよりも短く、パーツ数も少ないので組み立ての苦痛は少なかったです。
RZカラーゴジュラスと並べるとこんな感じ
付属するデカール
現行のHMMゾイドではスペックや商品の金額、ボリュームともに最強のゾイドで、GTOを超える強力なゾイドはしばらく出てこなさそうですね・・!
ぜひPKコングと並べたいところですが、PKコングが一瞬でバラバラになる様子しか想像できないです(^^;
いろいろと覚悟が必要なゾイドですが、HMMゾイドのフラッグシップとしてファンならぜひ家にディスプレイしたくなるゾイドです!
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