HMMバーサークフューラー レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★★
  製作時間:7時間
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コトブキヤから発売された「HMMバーサークフューラー」のレビューです。

発売前の段階では足が異様に長い事や、尻尾の先端をハサミにするアレンジに賛否がありました。
しかし、実際に購入してみると、足は可動させることで気にならなくなりますし、尻尾のハサミも、HMM独自のデザインとして格好良くて、個人的には良い感じだと思います!

全体的に「HMMジェノザウラー」からブラッシュアップされたキットになっていて、可動は胴体を中心に引き出し式の多重間接が使われていて、必要とされるポーズを取ることができます。
脚の爪や尻尾のフィンなど、ジェノザウラーでは苦行だった部分が簡略化されているのも良く、組み立ても簡単になっているのが嬉しいポイント。

複雑なパーツも無くなったので、パーツのポロリもほとんどありません!
実際に今回のレビューでは素組みしただけで、接着剤も使っていないです。「HMMジェノザウラー」から劇的に進化していて、非常にクオリティが高いです。

組み立てる前は、尻尾の先端が素体に出来ないことを理由に★を減らすつもりでしたが、組み立て安さ、遊び易さ、格好良さが申し分無く、★は5個にしています!
これはおすすめのゾイドだぞ・・!

■個人的に良い所
・組み立てが簡単
・可動範囲が広い
・素体にコックットハッチが付いてる
・バスタークローなどのアレンジが良い感じ

■個人的に悪い所
・特になし


こちらは2019年に新しく発売された「HMMバーサークフューラー リパッケージVer.」です。
大量に配置された「ディマンティス」がインパクトありますね。


キットも組み立ててみました。
キット自体は足首の関節が旧キットから変更されて、より強固なパーツが採用されています。


関節が強力になっているので、ポージングがしやすくなっているのが良いですね。


「HMMライガーゼロ」と比べるとこんな感じ。


その他の変更点はパイロットが一般兵になったくらいで、デカールも大きな変化はないようです。


こちらは2012年に発売された旧パッケージバージョンです。
いつものように箱から
箱は従来の「HMMジェノザウラー」などの、HMMの中型ゾイドと同じくらいでした




横方向から
頭の付け根の細さが若干気になりますが、小顔化した「HMMジェノザウラー」よりもティラノサウルスらしいバランスになっています



全体的に良いバランスになっていて、正面から見ても「バーサークフューラー」らしさがあって良い感じ。


頭部はシャープなエッジと、追加されたディテールが格好良いです!


コックピットは小さくなっていて、一般兵は乗ることができませんでした。
可動範囲が広いので、コックピットの乗り降りをする時のように頭を下げることもできます。


ベガと一般兵を比較すると大きさが結構違いますね。


口内には荷電粒子砲を装備。
頭部はパーツの構成がタカラトミー版のようで、組み立て易かったです!


首は3つの間接が入っていて、ポージングがし易くなっています。


胴体と首の根元には引き出し式の間接が入っています。
のばしてみるとこんな感じで、違和感なく胴体が伸びて、可動範囲を広げることができます。


引き出し式間接によって、可動範囲は驚異的です!振り向いたポーズを取れるのが良いですね。

お腹にはフライングベース用の穴があります。


ゾイドコアは胸部に格納されています。


腕はHMMジェノザウラーと同じ箇所が可動します。


脚は異様に長くすることができますが、とても格好悪くなります(^^;

荷電粒子砲用のアンカーとブースターはタカラトミー版同様に独立可動します。


脚の爪は独立可動しませんが、脚を大きく開いても接地できます。



尻尾は各関節が可動し、荷電粒子砲の放熱フィンを開くことができます。
放熱フィンは上下で連動するため、簡単に荷電粒子砲の発射体勢に変形できます。



尻尾には小型バスタークローが内蔵されています。



捕獲武器としても使えるので、何かを挟んでお持ち帰りすることもできそうです。


背中の「バーサークユニット」は「イオンブースター」と「ハイマニューバスラスター」
「バスタークロー」で構成されています

背中の接続部分はこんな感じ。


「ハイマニューバスラスター」は展開することができますが、タカラトミー版のように左右には動きません。


「バスタークロー」は固定リングが付いてきます。
根元が可動するので、アニメ版のように刃を外側に向けることもできます。


アーム部分は根元から大きく可動します。
丈夫に作られているので、タカラトミー版のように破損を気にしなくても良さそうです。



バスタークローは刃の根元へ可動範囲が大幅に追加されて、マグネーザー風のほかにも、ハサミやクローなど色々な使い方ができそうです


バスタークローを使って、ポーズを取らせて見るとなんとも中二的な感じに(^^;


通常の荷電粒子砲発射形態のほかにバスタークローを使った発射形態を取ることができます





脚をタカラトミー風にすると安定してるように見えます。


バスタークローの刃の向きがアニメとは逆で撮影していますが、
一部パーツを外して、アニメのダメージバージョンを再現することもできます。


素体にすると、HMMアレンジでタカラトミー版とは比較にならないくらい格好良いです!
今回は尻尾の先端のアーマーも外しています。


若干、アーマー分隙間があるのが気になりますが、それでも十分に格好良いです


ティラノサウルスらしく爪先立ちさせることができます。
この状態で荷電粒子砲を撃つと大変なことになりそうですが(^^;




シンプルな素体のほうが可動範囲を生かした大胆なポーズが似合います。


そんな訳で、HMMバーサークフューラーのレビューでした。
とても完成度の高いHMMです!

組み立てや遊んだ時のことを考慮された構造は、今後のHMMにも是非取り入れてもらいたいですね

最後に兄弟機のライガーゼロと比較を・・
BFのほうが大分大きくなっています


購入したメッキパーツを追加してみました。
BFを分解して、再組み立てする必要があるのですが、これがなかなか大変で、2時間くらい時間が掛かりました

メッキパーツはさり気なく追加されているので、良いアクセントになっていて格好良いです


パーツに光を反射させることで、目が光っているように見せることもできます。
バスタークローのメッキも格好よくて、今までメッキには否定的でしたが、BFのメッキはありかもしれません(^^;


▼2011年10月15日:全日本模型ホビーショー

HMMバーサークフューラーは全日本模型ホビーショーでシルエットが初公開されました

私は会場にいたのですが、最初は気づきませんでした(^^;
ツイッターで第一報が流れて、私はそれで気づいて撮影してます!

ライガーゼロから1年以上経過してからのライバル機のシルエット公開でネットが盛り上がりましたね。

▼2012年01月28日:HMM ZOIDS MODELERS MEETING 2012


そして年が明けて2012年のコトブキヤ秋葉原館で行われたHMM ZOIDS MODELERS MEETING 2012で正式に発表されました!


▼2012年2月12日:WF2012[冬]


WF2012[冬]でサンプルが初公開されました

正面からみると妙な違和感を感じます(^^;
パーツの分割線が中央にこないように調整されているのがわかりますね


▼2012年04月16日ぐらい:公式ページ


コトブキヤの公式ページで詳細な情報が出てきました
ここで尻尾がバスタークローになっている衝撃の事実が(^^;
公開されている画像からは尻尾の先端が素体にできないようで
実際に購入した時にはまず確かめたい部分です


▼2012年04月28日〜5月6日:KOTOBUKIYA HMM ZOIDS ARCHIVE2012

KOTOBUKIYA HMM ZOIDS ARCHIVE2012で塗装済みサンプルが展示されました
バスタークローの構造などを詳細に確認することができ
来場された方でもBFを「懐かしい!」と言っている人が多くいらっしゃいました


▼2012年06月28日:KOTOBUKIYA HMM ZOIDS OFFICIAL BLOG

メッキパーツの販売がHMMゾイド公式ブログで発表されました!
今まで発売されたメッキパーツの中でも特に良い感じで、これは購入してしまいそうです!


▼2012年7月29日:WF2012[夏]


WF2012[夏]ではお腹の支えが初めて外れました(^^;
展示されているポーズでは脚の長さが良くわかります

良く見るとバスタークローの刃を外に向けることができるようで、アニメ版のバスタークローを再現することができそうです



▼2012年8月4日:予約



コトブキヤ秋葉原店にて予約しました! 発売が楽しみです

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