アンキロックス ゾイドワイルド
製作時間:20分ほど
タカラトミーから発売された「アンキロックス」のレビューです!
シュプリーム団のゾイドとして、アニメの1話から登場していた「アンキロックス」が発売されました!
「ガブリゲーター」や「ディメパルサー」と基本フレームを共有するゾイドですが、アンキロサウルスのシルエットを再現しているのが素晴らしい。
「ガブリゲーター」と「ディメパルサー」は尻尾も途中まで共通パーツでしたが、「アンキロックス」では尻尾の形状が別物になっているのが良いですね。
それによってパーツを共有していることを全く感じさせない、個性的なゾイドになりました!
個人的にはその尻尾の付け根が魅力的で、ワイルドブラスト用に折り曲げられる構造になっている他、回転ギミック用のギアが見えていたり、根元には1/72サイズゾイドでお馴染みのキャップが1/35サイズで配置されていたり、目立たないスイッチがあったりと見所がたくさんです。
気になる点としては、尻尾が下がってしまって地面に当たってしまう点と、ワイルドブラスト時に尻尾の先端のキャップで止めている部分が自壊しやすいところでしょうか。
尻尾が下がってしまう点は改造すれば対策が可能ですが、尻尾の先端は接着してしまうとボーン形態にできなくなってしまうので対策が難しそうです。
■個人的に良いところ
ランナーレスの組み立てキット
箱や説明書の素晴らしいデザイン
他の共通フレームゾイドとは大幅に異なるデザイン
■個人的に悪いところ
尻尾付近が自壊しやすい。
「ガブリゲーター」や「ディメパルサー」と比べると若干地味か。
■撮影カメラ:NikonD7200
■撮影レンズ:NikonAF-S Micro 60mm f/2.8G ED or NikonAF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8 G IF-ED
■スピードライト:SB-700(天井バウンス)
■基本カメラ設定:f:8-16、SS:1/60~20、ISO:500、WB:オート
アンキロックス
箱はこんな感じ。
パッケージでは尻尾の節で可動するように見えますが、実際は1パーツで構成されているので可動はしません。
箱を様々な角度から
箱絵のアンキロックスは、ほぼ実物のキットと同じ大きさになっています。
▼復元
箱の中身はいつものようにSパックと発掘パックA、Bが入っています。
アンキロックスの発掘地域は平原地帯とのこと。
全体
全体はこんな感じ。
アンキロサウルスゾイドは、過去に「ガンブラスター」が存在していましたが、「アンキロックス」はより元になった動物に近いシルエットになっています。
後ろから見るとこんな感じ。
前後左右から
アンキロサウルスのシンプルなシルエットになっているのがよく分かります。
大きな頭部を持つ「ガブリゲーター」や、背びれを持つ「ディメパルサー」と比較すると、少し物足りなさを感じるかもしれませんね。
頭部
頭部はマスク状の装甲を取り付けるため、目はちょっと奥まった感じになります。
見るからに防御力が高そう。
「ガブリゲーター」や「ディメパルサー」と異なるデザインの足や尻尾。
尻尾は先端の肉抜き穴が目立ちます。
背中の内部にはワイルドブラスト用のギアがびっしりと配置されています。
基本フレームを共有する3体を並べてみました。
ガブリゲーターのフレームを使用した初の味方ゾイドでしたが、発売日にデスメタル帝国側になってしまうという・・
尻尾の付け根はワイルドブラスト用のギアが見えたり、1/72サイズで見慣れたキャップが1/35サイズで見えたりと見所がたくさん。
ワイルドブラスト
ワイルドブラストでは、手動で尻尾を2段階に折り曲げて、先端の延長とパーツの展開を行います。
尻尾を回転させるのは面白いギミックで、シンプルな構成から改造する際にも、動力を生かしたギミックを追加できそうですね。
ヘルコプターのプロペラをつける人とか現れそう・・!
ワイルドブラストでは「ガブリゲーター」や「ディメパルサー」のような大胆な変形はないものの、シンプルなモチーフを丁寧に再現していて、シンプルであるが故に改造の素材として重宝しそうです。背中にコトブキヤのMSGを取り付けるだけでも見違えそうですね!
骨格形態
骨格形態は微妙に目が笑っているように見えて可愛らしい。
アンキロサウルスのマッシブな骨格がよく再現されています。
ライダーやデカール、剰余キャップはいつもの感じ。
「アンキロックス」は「ガブリゲーター」や「ディメパルサー」と比べると一見、地味なゾイドに見えますがシンプルなギミックによる拡張性がありそうで、改造の素体として重宝しそうなゾイドだと思います。
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