アークバード|zoikino!

機体名 ZW39H ソニックバード高高度攻撃仕様 『アークバード』
全長 9.5m
全高 4.5m
体重 48.6t
最大スピード:706km/h
IQ:120

スピード:10+
アタック:8
IQ:8
スタミナ:4
ディフェンス:3
ワイルドブラスト:-

武装
A-Z対空レーザー砲×2

ソニックバードの開発により航空戦を優位に進める目途がついた共和国軍であったが帝国軍のスナイプテラの配備数は依然多く、制空権の奪取には未だ時間がかかると思われた。
現状はクワガノスの大量投入で急場は凌いでいるものの損害も多く、空軍からはソニックバードの大量配備を、陸軍からはスナイプテラに比肩する高速攻撃機が要求されていた。
要求に応じてソニックバードの攻撃機仕様が計画されたが、対スナイプテラに特化した戦闘機ゾイドであるため搭載量が少なく爆装時の性能低下が著しいため要求を満たせないことが判明した。
そこで開発陣が出した設計案は帝国空軍が迎撃できない高高度から侵入し、一撃離脱によりピンポイントで重点攻撃を行う高高度攻撃機であった。

ソニックバードのツインジェットエンジンに加え急加速用のロケットモーター一基を背部に装備。
さらに翼下にハイパワーブースターを四基装備し、試験飛行では高度8000mにて空前の最大速度700lm/hオーバー、上昇速度1600m/分を記録した。
だがその代償として戦闘機としての運動性能はほぼ喪失し、翼端のウイングソードや尾部のラダーソードも格闘武器ではなく姿勢制御のため残されている。

武装はA-Z対空レーザー砲をコア直結で装備し、射程1800mのレーザーを連続3秒の照射が可能となっている。
ただ、使用時はゾイドコアの出力をほぼこのレーザーに使用することになり細かな戦闘機動はできない。
レーザーの仕様としては対空戦闘も可能だが、ゾイドコアの出力問題に加え機体自体の運動性の問題もあり現実的な選択ではない。

航続距離もさほど長くなく、運用としては弾道飛行により目標上空に到達し急降下しながらレーザー照射、目標撃破後急加速で追撃を振り切って帰還する。
現在試作機が2機製作され実用試験中であるが、機体制御に高度な技術が要求され試験結果は芳しくない。
だが、帝国反乱軍が投入したオメガレックスに対抗するため、鋭意調整が続けられている。









その他の画像


たまにはお手軽改造を、ということで超気に入って発売日に速攻製作したソニックバードを投稿します。

当初は色塗るだけで終わるつもりだったのですが、白塗装案を考えてるときにナ〇コの某有名シューティングの5作目に出てくる「白い鳥」アークバードが頭をよぎったので
カスタマイズパーツを使用して翼下にブースターを多数ぶら下げたレーザー装備の機体を作ることにしました。
元ネタのアークバードは成層圏上層からレーザーを撃ち下ろすトンデモ兵器ですがさすがにゾイドでそれは無理なので、製作しながら設定をいろいろ考えた結果やっぱり駄作機風味になりました(笑)

使用したカスタマイズパーツはハイパワーブースター4つと超電磁ブレード2つ、あとバズートルの対空レーザー砲2つです。
ハイパワーブースターは翼下に取り付けるわけですが、翼下のハードポイントは凸凹一つずつでそのまま付けるとブースターが上下逆になってしまうので
凹のハードポイントのみ使用し凸のハードポイントは切除、ブースターは瞬着で太らせた3mm軸で横に連結しています。

超電磁ブレードはラダーソードのハードポイントに取り付けたのみ。
これは自分の中にあった始祖鳥のイメージと比べて尻尾が物足りなかったため、ボリュームアップしたかったからです。
やっぱりシュトルヒの存在が大きいですね(笑)

対空レーザー砲は2連速射機関砲を外した後に取り付けています。
一応無改造で付きますが2連速射機関砲より厚みがあるのでキャップの差し込みが浅いのと、油断すると下にダランと落ちるので、裏にプラ材でストッパーを作っています。

背面真ん中のロケットモーターはMSGの組み合わせで作ってます。
当初は付いてなかったのですが、後ろから見た時ハードポイント丸見えで寂しかったので急遽でっち上げました(笑)

塗装はアーマーをすべて白、ボーンは濃いグレーで白を強調するように構成しました。
本来はデカールか塗装で差し色を入れたかったのですが、アーマーのディテールがかなり緻密で入れるとうるさくなってしまいそうだったので
各ブレードの刃の部分を銀にした他、ダクトやノズルをメカ色に塗り分けた程度に留まりました。

あと、最近の私のスタイルとして余分なハードポイントは切り飛ばし、シルエットをよく見えるようにしています。
正直このディテール量にハードポイントもあると情報過多でゴチャゴチャしすぎるんじゃないかな・・・
そしてネタ先行だったのでパイロットのことをすっかり忘れてたのが痛恨の極み。
基本的にワイルドゾイドは1/35で考えているんですが、この設定の機体に吹きさらしで乗りたくないなぁ(笑)

今回は工作や塗装より写真撮影の方が苦労しました。
いつもの設定で撮影したら白が強くなりすぎてディテール等がすべて飛んでしまったので光量設定をいろいろ弄る羽目に・・・
何か全体的にぼんやりした写真になってしまったのが反省点ですね。

いつもはそれなりに手を入れるのですがそれだと積みが増える一方なので、こういう1dayでサクッと作るのも大いにやるべきなのかなと。
カスタマイズパーツが結構癖が強いので扱いが難しいですが、上手く活用してどんどん作っていきたいですね。

RIO=Kさんから12作品目のご投稿で「アークバード」をいただきました!
1日で作成したお手軽改造とのことですが、「ソニックバード」の魅力を引き出した素敵な作品になっていると思います!

白い塗装と墨入れによって「ソニックバード」の複雑なモールドが強調されていて、ゾイドワイルドのデザインの良さを改めて認識しました。
本作品では、さらに武器接続用のハードポイントを切り飛ばして、ゾイド本来のラインを強調しているのが良いですね。

ブレードとハイパワーブースターを中心に塗り分けを行うことで、複数のパーツで構成されているように見えるのも良い感じ。それによってメカニカルさがアップしています。 個人的にはブレードの塗り分けを行うのであれば、翼も塗り分けして、RIO-Kさんがこのハイディテールをどのように料理するのか見てみたかったかもしれません・・!?

苦労されたという写真については、黒い背景に白いゾイドを撮影するのは、スマートフォンやコンデジなどダイナミックレンジが狭いカメラでは中々難しかったと思います。 こう言う時は例え10年前のカメラであっても大型センサーを生かして、ダイナミックレンジが広く、ノイズが少ない一眼レフカメラをお勧めしたいところ・・!

1dayモデリングのお手軽な改造ではありますが、ゾイドワイルドならではのパーツ数の少なさと、複雑なモールド、洗練されたデザインを生かして、改造する楽しさを思い出させてくれる作品になっていると思います。

RIO=Kさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしております!

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