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機体説明 制作者のコメント コメント

形式番号 RZ-009HC
機体名:コマンドウルフHC (ヘルファイアカスタム) 
全長/ 14.7m
全高/ 9.1m
重量/48t
最高速度/ 210km

武装:
ヘルファイア
アシスタンスブースター×2
スモークディスチャージャー×2
エレクトロンバイトファング
ストライククロー×4

 対ゾイド用大型ガトリングガン「ヘルファイア」を装備したコマンドウルフ.重量増加による機動力低下はアシスタンスブースターなどで補っている.ヘルファイアは,RZ-046シャドーフォックスで実用化された徹甲レーザーバルカンの技術をさらに発展化させ,コマンドウルフ専用に調整がされたロングバレルタイプの特殊ガトリング砲である.

 本武装の考案は,西方大陸に存在する帝国にも共和国にも属さない独立傭兵部隊が発端であり,当初はガンスナイパーの装備する特殊徹甲弾を射出する大型のガトリング砲と各種センサーが装備された複合兵装であった(本稿では,軍正式採用以前の当時の装備を試作型ヘルファイアと呼称する).正規軍ではない部隊の新兵には高速で移動するゾイドを正確に射撃する事は極めて困難であり,多数の弾丸をばらまく事で命中率を高めるのが必然の選択であるとして,試作型ヘルファイアは,当時多く配給されていた小型2連衝撃砲,3連装ミサイルポッドとともに部隊に配属された新兵達の駆るコマンドウルフへと装備されていた.しかしながら,本装備は,重量の増加による俊敏性の低下や中途半端な火力,さらに取り回しの悪さから,「小回りが利き汎用性に高い」というコマンドウルフ本来の長所を殺してしまい,装備することで単なる動く的となる機体も多く,次第に同部隊内でも廃れていった.

 その後,どのような経緯でヘリック共和国軍部に流出したかは不明だが,試作型ヘルファイアを改良し,ヘリック共和国軍の純正装備として採用する流れが生まれる(本稿では,量産型ヘルファイアと呼称する).この際,特殊徹甲弾を射出する実弾兵器であった試作型ヘルファイアは,重量軽減と攻撃力の向上を目的に,当時ヘリック共和国軍でロールアウトされたばかりであったRZ-046シャドーフォックスで実用化された徹甲レーザーバルカンに置き換えられている.
また,本体側面に装備されている複合センサーシステムも当時の最新鋭のものに換装されており,自動照準による命中精度は試作型ヘルファイアとは比べ物にならない代物であった.また,量産型ヘルファイア本体の重量による移動速度の低下を補うため,西方大陸戦争中期に開発されたコマンドウルフ専用のアシスタンスブースターが標準装備された.

 これらの装備を纏ったコマンドウルフは,試作型ヘルファイアから受け継いだホワイトの本体に鮮やかなブルーのラインのカラーリングでロールアウトされ,主に国土防衛部隊や特殊高速戦闘隊などで高い評価を得た.

スマホ用アプリ「ZOIDS FIELD OF REBELLION」において、サービス開始当初に全員に配信され、SRとは名ばかりのあまりの弱さと、それを知らずに装備して、為す術もなくセイバータイガーに撃ち殺されていった数多くのコマンドウルフたちに装備されていたあの武器「ヘルファイア」と、それに併せたカラーリングのコマンドウルフを独自の設定を盛り込んで作ってみました。

■コマンドウルフ本体
基本的にHMMコマンドウルフから大きな変更箇所はないです。
主な加工場所は、首周りと尻尾の可動範囲および口の開閉範囲の向上のための削り込みのみです。
胴体下部と首のチューブのみ、黒色スプリングチューブに置き換えています。

■ヘルファイア
本作品のメインのヘルファイアはミキシングで作成。
ZOIDSFOR配信前に公開されたデザインの格好良さと、配信当日のあの衝撃の弱さ、数日後にはヘルファイアと3連ミサイルポッド、2連衝撃砲(全てゲーム開始時に初期から取得している装備です)一式を装備したコマンドウルフを揶揄して「コマファイア」と呼ばれるようになった一連の流れから、作らねば!!と思い立ち制作を開始しました。
本体後ろから伸びる2機のエレクトリックトランスミッションユニットは、コマンドウルフRGCを持っていなかったのでプラ板で制作しています。

■塗装とデカール
コマンドウルフはキャップのオレンジ系や爪のゴールドなどの暖色が差し色のHMM版イメージではなく、トミー版イメージに近い印象で塗装しています。
本体の白はHMMやトミーのクリーム系に比べて、より青みの強い白に、爪や牙はGXラフシルバーで塗装しています。
ヘルファイアもコマンドウルフと同じカラーリングで塗装。青いラインはゲーム画面のヘルファイアを参考に、コマンドウルフにも差し色として塗装しています。
キャノピー上と胴体下のセンサー部はラピーテープのグリーンを張り込み、右肩装甲の部隊章は以外のデカールはHMM付属の水転写デカールを使用しています。

ヘルファイアの格好良さとその弱さのギャップからくるカリスマ性に惹かれて勢いだけで作りましたが、出来上がってみればかなりお気に入りになっていました。
スマホアプリという誰もが気軽に触れることができる媒体でのゾイド展開、このまま枯れないで新作が出るといいなぁと思いながらちまちま遊んでますので、もし戦場でマッチングしたらよろしくおねがいしますw

柊にうさんから4作品目のご投稿で「コマンドウルフHC」の投稿をいただきました!
ゾイドFORに登場するゲームオリジナル武器を立体化された作品です!
私はゾイドFORをプレイしていないので分からなかったのですが、ヘルファイアはゲーム中でそんなに弱いのですね・・
ヘルファイア自体はサービス告知時に見たことがあり、格好良い強い武装だと思っていたので意外でした(^^;

今回の投稿作品ではヘルファイアをミキシングで作成されたとのことで、確かにパーツ1つ1つをよく見ると見慣れたパーツを巧みに組み合わせて作成されているのがわかります。
全体で見るとヘルファイアのシルエットに綺麗に仕上げてあって、ヘルファイアをチラリとしか見たことがない私でもこれがゾイドFORで配布されていたオリジナル武器だと認識できました!バランス良くパーツを組み合わせるセンスは流石ですね・・!
ヘルファイアのデザインをしっかり見るのはこれが初めてですが、後方のエレクトリックトランスミッションユニットはコマンドウルフRGCと同じようなデザインであることは、今回の投稿で初めて知りました(^^;
HMMのスモークディスチャージャーを使用することで、大型のガトリング本体と比較してちょうど良いバランスに仕上がっていますね。

武装自体の完成度の高さも素晴らしいのですが、個人的にはウルフとの接続アームもお気に入りです!
コマンドウルフは様々な武装を取り付けることができるゾイドですが、ウルフ本体と武装の接続部分を工夫しないと全体のバランスがすぐに崩れてしまいます。
特にヘルファイアのような大型武器の場合は、武器を支えられるだけ強固でウルフの機動性を落とさないデザインのアームが必要になりますが、本作品ではミキシングでゲームのCGのような適切なバランスを再現されています。
アームは改造で意外と手が抜かれてしまう部分ですが、デザインの説得力を上げるのに超重要なパーツなので、本作品のように元のデザインをミキシングで再現しつつ、可動範囲も確保している作品はとても魅力的に見えます!

ウルフ本体は一部の改修を行なっているだけとのことですが、アクセントの青いラインが武装と合わせて良いアクセントになっていますね!
素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしておりますー

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