キャタルガ|zoikino!



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HMMブレードライガーをアニメ版CGモデルなどを参考にアレンジして制作しました。
主なこだわりは大雑把に分けて3つです。
@頭部のデザインをアニメ版寄りに。
A胴体や脚の長さをライオンの骨格を基に変更。
Bブースターなど装備品のギミックを再構成


@頭部:1番こだわった部分です。私にとってもっとも馴染み深いアニメ版のデザインを目指して手を加えました。
・鼻先をやや持ち上げるように成形し、顎関節の位置や牙の付き方を変更してより肉食獣らしく見えるように改造してあります。
・口も大きく開けたかったので、本来干渉する顎下のEシールド発生器が口の開閉に合わせてスライドするようにしました。
・キャノピーはクリアーオレンジ色の1mm厚塩ビ板を切り出して箱組みしました。トミー版や壽屋の「ZA版」のような直線的な造形にしたかったので、ヒートプレスなどの熱加工なしでも作れました。中のパイロットフィギュアも外からうっすら見えるので、ちまちまと塗り分けてあります。

A胴体・脚:ライオンの骨格に即して手を加えました。
・胴体が四肢のボリュームに対してかなり短いと感じたので中央ブロックの背骨(?)を15mm延長しました。長くすると相対的に全体が細く弱々しく見えてしまうので、胸板(ショックカノンと本体の間)を10mm程度分厚くしてメリハリを付けました。せっかくなので前面にメッシュを貼ってインテーク風にしてあります。
首ブロックも上下に動かしやすいように(ほとんど見えませんが)新造しました。
・後ろ足(踵から爪までの間)が前腕と同じ長さで不自然に思えたので、フレームやシリンダー、スプリングまで5mm程度短縮。爪ブロックとのジョイントも接続箇所を変更し、更に短く見えるようにしました。
・この他に、白いアンクルガードに付けるキャップをカットし、内側に埋め込んでスリムにしました。

B装備品:主にブースターとショックカノンがアニメと同じように動いたらいいのに、と思って改造しました。1番苦労したのはここかもしれません。
・背部のブースターは接続アームごと横ロールするため、アニメのイメージと異なります。
まずアームの胴体側の接続位置を、背中から首後ろに移動します。アームとブースターと干渉する箇所を加工したら左右にブースターを振ることができるようになりました。
ここまでだと胴体にブースターを収納出来ない為、アームを短縮し、胴体側も背骨に当たる箇所を中心に削り、どうにか収納しました。
ブースターを使用時に展開した際、アーム周りが寂しかったので、シリンダーを2本追加。動きに合わせて伸縮もします。
ブースターにはもう一つ課題がありました。収納時に頭から腰までのラインが繋がらないのです。
キットのままだとブースターの前方より、後方が持ち上がっていたので、まずブースターのカバーも含めてやや高い位置に設定。後方のブースター先端は胴体側に向くように調整しました。これでトミー版のような背中のラインになりました。ブースター本体よりこの調整作業の方が難しかったです。
・ショックカノンは前後にスライドします。それに伴い一部パーツが邪魔になったので撤去。砲口も開口しました。
アニメではブレードに装備された火器を換装するシーンがありましたが、どう見ても四次元ポケット状態だったのでパスしました。

他には全身のパイプ類や尻尾を別素材に交換、今回の改造で発生した隙間にプラ材やジャンクパーツで埋めました。

塗装はすべて面相筆による筆塗りです。2020年発売の「ブレードライガーAB」のカラーリングを参考にしています。

まだまだ拙いところ、やり残したところもありますが、ようやく理想に近いブレードライガーができました。

A-10さんから初めてのご投稿で「ブレードライガー」をいただきました!
「HMMブレードライガー」の気になる箇所を改修した作品になっていて、HMMで気になっていた頭部を中心にアニメ風に微調整が行われた作品になっています。

細部の調整が行われており、違和感のない各部の延長や、武装の変更がお見事!
「HMMブレードライガー」は初期のHMMなので作りに難点が多いのですが、もしリメイクされるのならこのようにして欲しいと思う理想の「ブレードライガー」になっています。
個人的には背中のブースターの改修がお気に入りで、アニメを再現するための大胆な可動箇所の変更やシリンダーの追加は、HMMゾイドに求めるものそのものです。

頭部についても理想の「ブレードライガー」となっていて、フルスクラッチしたキャノピーの鋭利なシルエットは文句なしに格好良いです!
HMMアレンジで気になっていた鼻や牙も調整されており、精悍なイケメンで見ていて惚れ惚れします。

驚いたのが塗装が筆塗りという事で、ちょっと厚ぼったい感じの塗装はどこか一昔前の電車や東京タワーなどの塗装のように見えて、サイズ的には中々リアルなのかもしれません。
メリハリのあるカラーリングなので、アニメのCGに近くなっているのも良いですね。

A-10さんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしております!

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