金属生命体ーゾイド
・原始のゾイド

惑星Ziの生物は、摂氏120度以上の硫化硫黄と金属イオンの混在する、初期の惑星Ziの海から生まれた。原始生物たちは多様な形に進化していき、その中には金属の外骨格を持つものも現れた。
・ゾイドへの進化
微惑星郡の衝突で地上に光がさす様になると、光を光合成するものが現れ、それは植物となった。一方硬い外骨格を持つものは、昆虫や魚類に、そして魚類はそのひれを足に進化させ、陸上へと進出した。
・ゾイドコアの誕生

高温、高圧、高濃度の硫化水素という溶鉱炉の中で生活していた惑星Ziの生命は、陸上に進出することでその環境を失い、子孫を残す手段を絶たれてしまった。 そこでこれを解決するシステムとして生み出されたのが、ゾイドコアである。

ゾイドコアはまさにゾイドの核であり、その中には成体が生存中に蓄積したさまざまな経験が遺伝データとして残されており、その情報は子孫へと受け継がれていく。ゾイドコアは種族によって色も大きさもばらばらであり、残すコアの数もそれぞれである。成体が死を迎えるとゾイドコアは早速新個体の発生の準備を始める。崩壊した体から抜け出し、回転移動で水中に向かい、水中の金属質を取り込み、新たな体を作っていくのである。
・恐竜型ゾイド時代の到来

ゾイドコアの発生により、如何に苛酷な環境でも生きられるようになった巨大外骨格生物たちはその数を増やし続け、約5000年前までに絶頂期を迎えた。その後進化発展する動物型外骨格生物の台頭まで惑星の王者として君臨し続けた。
・動物型ゾイド時代

惑星Ziの環境変化により、巨大外骨格ゾイド達は絶滅の危機に晒されることになった。この変化を乗り切った小動物たちは進化、増殖を進め、約3000万年前には、地上は小動物から進化した動物型外骨格生物の楽園となった。地球と異なった進化の過程で、恐竜サイズまで巨大化した者もいたという。
・改造されるゾイド

ゾイド人によって、家畜化されたゾイドたちは、その体に改造をくわえられ、さらなる発展を迎えることになる。より高い運動性能を持たせるためのサイボーグ化、更に進んでゾイドコア以外の部品を全て機械に置き換えた機械化、それに伴いゾイドコアの巨大化なども進められていった。
* ゾイドコアの巨大化には、ゾイドコアを溶鉱炉につける、大きなゾイドコアだけを選択し、育てるなどの地道な作業の蓄積によってなされていた。

ゾイド人はゾイドにまたがり、自ら持った剣や槍などで狩猟をするというスタイルを取っていたが、ゾイドの機械化、大型化に伴って、ゾイドそのものに武器を搭載するようになっていった。そして戦争と地球人のオーバーテクノロジーの伝来に伴って、ゾイドは戦闘機怪獣としての性格を強めていった。