凱龍輝

提供: ZOIDS WiKi
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RZ-070 凱龍輝

凱龍輝


キット解説

凱龍輝
番号 BZ-070
所属 ヘリック共和国
分類 ティラノサウルス型
全長 23.8m
全高 12.6m
重量 118.0t
最高速度 290km/h
武装 ビームバルカン×4
バイトファング
キラークロー×4
AZ電磁キャノン(真のみ)

集光パネル×11
集光荷電粒子砲

 共和国版バーサークフューラーとも言えるのがこの凱龍輝(ガイリュウキ)だ。  長らくゾイドの機体名には英語、もしくはドイツ語、モチーフの元になった恐竜、動物からとられた場合が多い。  では、なぜ今回は「漢字」なのか。それは同梱のバトルストーリーに書かれている。

 ZAC2106年、セイスモサウルスを主力部隊とするネオゼネバス帝国軍に追い詰められたヘリック共和国部隊は、東の大陸からの使者(東方大陸に存在する民間企業ZOITEC社)に従い、東方大陸へと渡った。  約80年前、宇宙船の事故で惑星Ziに不時着した地球人の多くは、その技術力を持ってヘリックやゼネバスに取り入り、その技術がさらに戦争を拡大させてきた。  だが、一部の人々はこの星の戦争拡大を恐れ東方大陸に渡りZOITEC社を創設、ブロックスは彼らが『民間用、戦後の復興のために」と開発したものであった。  しかし、ネオゼネバスはそのブロックスの能力を戦闘に欲し、彼らに戦闘用ブロックスの供給を強要してきたのである。

 ネオゼネバス軍に強い不満と不安を抱く東方大陸の人々は、ネオゼネバス軍に抵抗するヘリック共和国軍に彼らの技術を提供することにした。  ヘリック共和国軍は、ZOITEC社の莫大な軍資金でもって軍を再構成し、代わりに彼らに共和国の大型ゾイド製造ノウハウを与えた。  東方大陸にはゾイドの元になる メーカーの資金 野生ゾイドは極端に減少していた。(これがブロックスを開発するきっかけになったかもしれない) そこで同盟関係にあったガイロス帝国軍に野生体の提供を求めたところ、彼らも苦しい中、ティラノサウルス型の野生体を提供してくれた。

 こうして数ヵ月後、ブロックス技術を本格的に取り入れた初めての大型ゾイドがロールアウトしたのである。  全身にブロックスの鎧をまとい、そこにはセイスモサウルスの放つ超収束荷電粒子砲を吸収するゴジュラスギガの古代チタニウム合金より開発された集光パネルが、オレンジ色の放って取り付けられていた。  敵の放つ粒子砲のエネルギーを自らのものとし、敵に返してやるのだ。  また、これらの装甲ブロックスは戦況に応じて「月甲」「飛燕」というブロックスに分離し、本体をサポートすることも出来た。これらのブロックスとはコア同士のリンクが計られている。

 共和国の人々はその機体に、再び祖国の地に凱旋(勝って帰ること)するという決意と、、全身の集光パネルが光り輝く様から「凱龍輝」と名づけた。 東方大陸への人々への感謝の意を込めて、当地の文字が使われたのである。

レビュー

 東方大陸には、少なくとも漢字を使う言語圏の地球人が暮らしている。ということのようです。  またブロックスは誰が作ったのか、何の目的で?が少しは明確になってきたと思います。  「月甲」「飛燕」は無人機のようで、「凱龍輝」から遠隔操縦するようですね。

凱龍輝のコクピット

コクピットのガバカバも解消されています。

凱龍輝の尻尾

お尻のフィンの下半分が無いのは、「最初パーツがねぇ!!」と焦りましたが、仕様のようです。

 売場に買いに行って、私以外の人間が手にとって見ているという事は無かったのですが(平日の昼休みの都会の玩具屋ですから)、今回は何にも手にとって見ていました。  すこしでもゾイドを触ったことのある人間からすれば漢字名のゾイドは気になるのでしょう。  今回のこのゾイドは中々お気に入りです。  随所にブロックス系のハードポイントがあるため、ブロックスの武器をつけることが出来ます。バスターキャノンとか載せてみましたが、いい感じでした。

月甲(げっこう)

月甲(げっこう)


飛燕(ひえん)

飛燕(ひえん)


飛燕(ひえん)パーツ1飛燕(ひえん)パーツ2) 飛燕を作る時に、L7,L8のパーツと頭はどこよ?となったのでメモ。 L7,L8のパーツは足の内側のアーマー、頭は尻尾の先です。 リングゴムはありませんが、そのかわりパーツはしっかり止まります。飛燕は言い出来です。単体でも欲しいぐらいです。ブロックスを組替え用パーツセットと考えている方には向きませんが。