ゾイドブロックス

提供: ZOIDS WiKi
2006年9月4日 (月) 02:57時点におけるT-4 (トーク | 投稿記録)による版 (ゾイドブロックスの一覧)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

ゾイドブロックスは、トミー(現タカラトミー)から販売されていた新コンセプトに基づくゾイド。従来のゾイドシリーズとは一線を画し、動力ユニットを内蔵せず、5mm径のジョイントブロックによる、組み換え、変形、合体を楽しむものとなっている。 当初はポップアップキットと独立した世界観で構築されていたが、後にバトルストーリー、アニメ作品に登場し、本家との融合が図られ、ポップアップキットの追加武装(B-CAS)として活用されるようになる。

世界観

東方大陸の民間企業、ZOITECが開発した人工のゾイド。人工の定義には曖昧な部分があるが、人工的に培養したゾイドコアをさして人工のゾイドと定義されていると考えられる。(ゾイドはコア部分に生命として必須の機能を全て兼ね備えているため)

東方大陸に於いては惑星Ziの大異変で野生ゾイドは殆ど死滅し、戦闘兵器として使用する事が不可能になっていた。そこで開発されたのが人工の複数のゾイドコアを持つゾイドブロックスである。ブロックスの最大の特徴はパーツの規格を統一化し、組み替え、大量生産が可能な点にあり、ブロックス個々の力は同クラスの通常ゾイドには及ばないが、複数のブロックを自在に組み合わせることにより、その戦局に柔軟な対応ができ、ゾイド並みの出力を得る事も可能となった。

当初はこの定義すら曖昧なままシリーズは発売された。後にコクピットを持つ動物系(レオブレイズ等)、原則としてコクピットを持たず自立行動を行うキメラ系(シェルカーン等)の二大勢力、引いては動物系の共和国 VS キメラ系の帝国、ZOITEC VS というゾイドではお馴染みの対立構造になっていく。後付の設定であるため、ZOITECが何時創立されたのかなどの時系列は判然としない。

派生商品

ゾイドブロックスはゼンマイゾイドに代る低価格帯のゾイドキット、又は塗装、加工等の技術を要求されるポップアップキットの改造に変わる遊び方の提案(トミーはゾイドの購入者を小学生としている節があるが、近年そのような改造をする子供達は減少していた) であったと考えらる。ある意味実験的な商品だったとも言えたが、商業的に一定の成功を収めたと見え、派生商品が多数発売された。 そしてゾイドシリーズはポップアップキット(動力内蔵)の激減を迎え、現在の主力商品はゾイドブロックスの発展系であるネオブロックスとなっている。

以下はネオブロックス以前に発売されたブロックスの派生商品である。また、この項目ではネオブロックス以前のブロックスゾイド一般を扱う。

TB8

変形機構を持つブロックスの低コストでの生産、及びブロックスゾイドの弱点であるパワー不足を解決するためにヘリック共和国によって開発された新型コアシステムとの設定。変形可能なこのコアブロックによりエヴォフライヤーよりも安価な変形ブロックスの生産を可能とし、パワーも同クラスの通常ゾイドに匹敵する。

キットしては中折れ式8連ブロックに単4電池、モータを内蔵し、動力ギミックを可能としたもの。なお、レオゲーターディメトロプテラブラキオレックスの3種類のみが出されたに止まる。

ゾイドバラッツ・カスタムブロックス

ブロック一個使用の超小型ブロックスで、切り離し済み部品を組立てる形になっている。2005年5月にアニメ ゾイドジェネシス に合わせてブラインドボックスで発売されアニメにも登場した。初期には品不足にもなったが、第2弾の企画は流れ、カスタムブロックスとして登場。基本的に昆虫類をモチーフとし、ブロックスのための強化パーツとして使えるようになっている。

ゾイド・ザ・ワンブロックス

ブロックを一個使用し、ゾイドをSD化したブロックス。ブラインドボックスによる販売とユージンのガチャガチャで販売された。 ブラインドボックス版は9種類、ガチャガチャ版は5種類。

カプセルゾイドブロックス

ユージンよりガチャガチャ商品として発売。第1弾と2弾を合わせて6種類。ブロックスと共通のジョイント・ブロックスコアが含まれるがバトルストーリー等には登場しない。コアには球形のものがあり、組み換えブロックスのパーツとして重用された。キットとしては珍しく植物型のゾイドが含まれる(上山氏版の漫画には登場する)。

一覧