「ブラストルタイガー」の版間の差分
(→その他の写真) |
(→レビュー) |
||
60行目: | 60行目: | ||
背部のフィン(2連装サーミックレーザーガン)の組み立て。 | 背部のフィン(2連装サーミックレーザーガン)の組み立て。 | ||
<br clear="all"> | <br clear="all"> | ||
− | [[画像:EZ076_04.jpg|thumb|ブラストルタイガー( | + | [[画像:EZ076_04.jpg|thumb|ブラストルタイガー(胴体)|left]] |
そして胴体部分の組み立て。ギミックは歯車とクランクを用いて実現しています。 | そして胴体部分の組み立て。ギミックは歯車とクランクを用いて実現しています。 | ||
<br clear="all"> | <br clear="all"> |
2006年5月8日 (月) 16:04時点における版
キット解説
ブラストルタイガー | |
---|---|
番号 | EZ-017 |
所属 | 帝国 |
分類 | サーベルタイガー型 |
全長 | 18.4m |
全高 | 7.7m |
重量 | 91.0t |
最高速度 | 300.0km/h |
武装 | サーミックキラーサーベル×2 AZハイパー3連衝撃砲 2連装サーミックレーザーガン×4 AZ208mmショックカノン×10 小口径ガトリングビーム砲×4 サーミックストライククロー×4 テイルヒートシンク×6 カーフヒートシンク×4 |
発売日 | 2004年8月5日 |
価格 | 2599円(購入価格 DVD付) |
動力、餌 | 単4乾電池×2、モータ駆動 |
ブラストルタイガーは、Zi-ARMSが保有していた最後の古代虎のコアを使って、ZOITECから強奪した制御システムを利用して作られた機体。
砲撃戦にすぐれ、大気中の熱エネルギーをその漆黒のアーマーから吸収、コアで増幅してレーザー機銃から撃ち放つ「サーミックバースト」は重装甲を持つゾイドでさえ一瞬で溶解させる力を持つ。ただし、常に熱を生産するため、攻撃しない時は定期的にヒートシンクから熱放出が必要だ。放出後は再度熱を取り込まなければならないという弱点を持っている。
ストーリー
「蒼」と「紅」、二体の古代虎の本能剥き出しの凄まじい戦いに、最新の技術を投入した制御装置は対応出来ずゾイドコアは白熱、機体そのものが溶解しはじめた。相打ちか、とその時、3つの古代虎のコアを手に入れたいZi-ARMSは、ホエールキングにメガデスザウラー(機動ブースターと荷電粒子吸入ファンを強化したデスザウラー)を搭載して、2体の戦いに割って入った。
Zi-ARMSは、もはや無敵の武器ではなくなった荷電粒子砲を3つの古代虎のコアと最新技術を使い、再び最強のものとし、メガデスザウラーを最終兵器にしようとしていたのだ。メガデスザウラーの爪がレイズタイガーに止めを刺そうという時、ZOITECからの援軍が届いた。ワイツタイガーだ。
しかし、ワイツタイガーの装甲はデカルトドラゴンの戦いで溶解したまま、本来の力が発揮できない。まずはワイツタイガーから仕留めようと、メガデスザウラーが攻撃の矛先を変えた時、信じられない出来事が起きた。行動不能に陥っていたブラストルタイガーが、味方であるはずのメガデスザウラーに向けて砲撃したのだ。3つのゾイドコアは共鳴し、ぞれぞれの色に輝いていた。ワイツタイガーは荷電粒子砲を次々と逸らし、ブラストルタイガーはその砲撃で装甲を打ち抜き、レイズタイガーの牙はメガデスザウラーの内部回路を焼ききった。メガデスザウラーの断末魔の荷電粒子は味方のホエールキング撃ちぬき、Zi-ARMSの野望と共にホエールキングは墜落していった。
そして、3体の古代虎たちは再び伝説の世界へと帰っていったのである。
レビュー
古代虎、三体のうち最後の一体です。キットのボリュームはレイズタイガーと同程度。定番の台座つき。そして今回もDVD「ブラストルタイガー爆誕編」付。内容は店頭販促用と思われるものが数バージョン収録されていました。ストーリーに出てくるメガデスザウラーは出てきません。ストーリーとDVDの内容とはなんら関連性がないようです。
背部のフィン(2連装サーミックレーザーガン)の組み立て。
そして胴体部分の組み立て。ギミックは歯車とクランクを用いて実現しています。
アニメ -ZOIDS- と共に再開したポップアップキットシリーズはこれで一旦終了となり、キットはゾイドフューザーズと連動したFZシリーズ、そして新しいスタイルのゾイドブロックスが並行して販売されていきます。
その他の写真
- 真横から。漆黒の機体で凛々しい。虎らしさもある。
- 斜め後ろから。尻尾は上下に手動で動きます。
- 背中から。ブロックスのコアに似た(そのもの)モールドとジョイト用の穴が二つ。
- コクピット周りの拡大。操縦席は脱出可能な射出座席という設定になっていて、実際に取り外すことが出来るようになっている。ストーリーでは虎さんたちは再び伝説へと戻ってしまった(消えてしまった)が、パイロットは脱出出来たのだろうか?
- 手動ギミックを展開。時間切れでフラッシュを使ったため色が派手。銃口が空いていたり、この写真では見えませんが腹からはビーム砲が展開したり、ギミックは豊富。