レイノス改Ver.2
製作者:HIROKINGUさん

機体設定:
ブラックレドラーに対応しきれなくなって来た共和国空軍が開発を進めていたレイノス改造機の2号機。1号機は高速化に力を注ぎ過ぎた故に攻撃力で劣るという欠点があった為、今回では攻撃力の強化も同時に行っている。

最大の特徴である大型ウィングはマグネッサー・システム搭載で高々速の状況下にあっても確実に空気を切り裂き、推進力を与える。
ここまで翼を大型化した理由は「空中での間合い」を支配する為である。ブラックレドラーの切断翼などは強力だが有効範囲が狭い。この欠点に目を付けた開発部が相手の間合いの外から攻撃できるように翼を延長。その先端にブレードライガーにも採用されているブレードを装備させることによって、いわば最強の空中格闘戦闘力を得たのだ。

それ以外にも胴体に横付けされたエアーインデクターやバルカンポッド・ガトリングポッドをセットにした強力な対空兵器、大型でありつつ重量は従来の1.3倍程度という高性能レドームを装備し、ストームソーダーをも凌駕する優秀機となる予定であったが、生産コストが掛かりすぎる事・翼が余りに巨大な上折りたたむ事が出来ない為1つの基地に配備出切る数が少なすぎることなどから、量産は見送られている。

コメント:
こいつはレイノスを見た時から構想を練っていた作品です。モチーフはケツァルコアトルス型で、巨大な翼竜型となっております。
それに見合うように翼を長大化し、尻尾を切り詰めより「っぽく」してみたつもりです。

頭部:レイノスの物を母体にクチバシの延長・トサカの縮小を行いました。
コックピット:こういうタイプの作品はコックピットも大切と考えているのでかなり細かく作ってあります。人形は操縦桿(操縦BOX)を握り、首を斜め上に向けたポーズを取らせ、アニメを参考に操縦BOXをジャンクパーツから起こしました。シートはF−14からの流用で、頭部を掘り下げ、そこに接着してあります。
胴体:側面にライガーゼロのたてがみをエアーインデクターとして装備させました。飛行ポーズを取らせるに当たって不必要となったボス等は切り取り、市販ディティールアップパーツで塞ぎ、見栄えを良くしてあります。尻尾の部分は途中で切断し、より翼竜っぽくしてみました。
脚部:飛行ポーズを取らせる為途中で切断・整形してから再び接着しました。その際必要となるディティールはジャンクパーツから流用してあります。
翼:レイノスの翼のイメージを壊さないようにプラ板で新造しました。先端のブレードはブレードライガーから流用したものです。
台座:1400円程度の台座に100円ショップで購入した太い針金を刺し、本体と繋げてあります。R.2の文字はこの機体の略称で、一文字200円前後の切り文字を使いました。

自分が好きなレイノスですので、かなり気合の入った作品です。メタリックでも無く、キャラクター系でも無い微妙な色を出すのに苦労しました。空戦ゾイドといえばやはり飛行ポーズですので、一度こういう作品を作っておいて正解だったなと思っています。

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