X-041 プロトタイプ ライガーゼロ
製作者:きすいさん

設定:
帝国軍側から奪取した機体を、シールドライガー、ブレードライガーに次ぐ次期主力中型高機動汎用型ゾイドとするために開発された、ライガーゼロのデモンストレーション機。
型番に付けられたXナンバーは試作機を意味している。
ゼロの型番とほぼ同じため、試作段階も後期に入っていたことが伺える。
量産型のゼロより装甲が一回り大きく、空力的に量産型よりも優れていて最高速も上回っている。
このフォルムが量産型へ受け継がれなかったのは、この機体がデモンストレーター的要素が多かったことと、CASが装備されていないことが大きな要因であるだろう。

CASが装備されなかった理由にはいくつかの説があり、
実戦配備をする見込みがなかったことや、オーバーコストで予算がなかったなどと、今でも憶測が飛び交っている。
公式記録では、共和国軍首脳部での選定の際にその勇姿を見せただけで以後、最高機密につき廃棄された事になっているが、
実際には、ニクシー基地攻防戦にて戦闘に参加、不祥にも撃墜されてしまったため、次期主力選定への影響が懸念され、その存在は闇に葬られた。

コメント:
9月の始めにこのコンテストの存在を知り、1週間ちょっとで改造&塗装を行いました(笑)
たてがみや肩アーマーなどをエポパテで延長して、より流れるラインを追求しています。
延長により頭でっかちなゼロが小顔になったと思います。
カラーリングは個人的に好きな配色なので、派手派手な色になっています。
肩アーマーの延長はプロポーションの変更よりは、シールを貼るためのスペースとしての意味合いが強いです。
シールは白黒レーザープリンターで自作しました。デカール作成用にアルプス電気のプリンタが欲しいです(^^;ゞ
写真は早起きして朝日の中で撮りました。照明などを使わず、すべて自然光で撮っています。
ブームが去り、私もほとんどゾイドに興味がなかったのですが、最後に自分の持つ技術の集大成として1作品仕上げようと決意し今回のライガーゼロを制作しました。
自分でもかなり納得のいく作品になったと思います。

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