ライノフォート
製作者:HIROKINGUさん

   機体設定:
 帝国軍が開発した拠点防御用シロサイ型戦闘機械獣。
 今回、開発から技術提供まで大企業ディベロップ社の全面協力を受けている。基本的に雪山・寒冷地で性能を発揮する様に設計されているが、簡単なチューンによりその他の地形にも対応する事が可能だ。

 近〜中距離での火力に重きを置いており、全兵装を前面に集中している事も大きな特徴である。攻撃の心臓であるFCS(火器管制システム)にはディベロップ社製の最新モデルを搭載しており、一度に7機までを攻撃対象としてロックオンする。これにより性能を最大限に生かされるのが多連装のミサイル攻撃システムであり、現にこの機体の主なる火力はミサイル攻撃である。一撃の威力は低いが命中精度・信頼性共に高いディベロップ社製ミサイル「AM-Aji-sAi」(アジサイ)を採用している。

 大火力を有する主砲は背中の4砲身曲射榴弾砲であり、実に様々な弾頭を撃ち分ける事が可能。中でも異色なのが「GR03-sHidagh-Re-saKura」(シダレザクラ)である。150mm空中炸裂弾頭を射出し、目標頭上で炸裂・小型弾頭を雨の様に降らす特殊弾頭で、広範囲の目標に対し大きなダメージを与える事が出来る。廉価かつ高威力の特殊弾頭として、現在正規装備として申請中である。

 また、特装砲として3連装280o超高衝撃砲を装備している。これは「HIC00-Bo-taN」(ボタン)という大口径の特殊弾頭を電磁レールガンにより超高速で撃ち出す打撃兵器だ。ボタンは炸裂も爆発もしない突貫弾で、目標物に純粋な衝突エネルギーによる衝撃を与える。直撃すればかなりの攻撃力を期待出来るが、有効射程が極端に短い為扱い難い事は確かである。

 これら武装にも勝るインパクトを与えるのが頭部の長大な角であると思うが、これも勿論非常に強力な突貫兵器として設計されている。チタン合金をはじめとした高剛性の素材で形成されており、その硬度は超硬角に迫ると言われている。前面の突起には外向きの爆発を起こす爆薬が装填されており、串刺しにしたまま爆破させる事で追加ダメージを狙った物である。これらは総称して「HIH-bA/rA」(バラ)と呼ばれている。

 強力な機体ではあるが荷電粒子砲や大型スラスターといった強力な特殊兵装は装備していない為コストパフォーマンスに優れ、適度に量産化が可能な傑作機と言えるだろう。


   製作者の言葉:
 という訳でサイ。首を振りながら歩きます。
 基本的なイメージとしては重装甲・重武装ですが今回は「装甲」の方に絞った感もあります。

 頭・・スティルアーマーの物を軸にパテとジャンクパーツでデコレート。リペット有り。
 角・・一本目(長い方)はレーザーストーム・二本目(短い方)はカノントータスの尻尾です。パテにて整形。
 装甲(前)・・マッドサンダーの物を軸にジャンクパーツとパテでデコレート。リペット有り。
 装甲(中)・・マッドサンダーの物にリペット。
 装甲(後)・・マッドサンダーの物にレーザーストームのスパイク+リペット。
 装甲(前足)・・セイスモサウルスの物+レーザーストームのスパイク。スパイクはリペット モールドを切り落として裏打ち+リペット。
 装甲(後足)・・セイスモサウルスの物そのまんまです。本体・・セイスモサウルスの物にジャンク+ディティールアップパーツでデコレート。
   ■塗装
 白・・下地/「グレーFS36081」から「つや消しホワイト」
 灰色(薄)・・下地/「ベースグレーMAX」から「グレーFS36081
 」60%+「ネイビーブルー」30%+「ブラック」10%
 灰色(濃)・・下地/「ベースグレーMAX」から「グレーFS36081
 」50%+「ネイビーブルー」30%+「ブラック」20%
 赤・・タミヤエナメル「レッド」筆

 以上、特筆の無い物と「ベースグレーMAX」以外GSIクレオス「Mr.カラー」シリーズ。

 とこんなとこ。今回も結局渋い系の塗装で、あんまり変わり映えしないかも(苦笑
 では。

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