ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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「Ⅰ」
「Ⅰ」
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別窓 原画



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ユキミヤ
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ幻想物語詩編 ~機獣たちのグランギニョール~
投稿日2006/03/02 04:00:05
最終更新2006/03/26 05:10:49
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                  貴方は罪人なのですか?

                  何人(なんぴと)も罪を犯さずには生きられないのです。

                  気付かぬ罪は罪ではないと?

                  それこそ貴方の罪ではないのですか?

                  貴方は罪人なのですね?

                  けれどどうか嘆かないで

                  罪人だけどまたやり直せるから

                  私が許してあげるから。

                  貴方を抱きしめてあげるから。






             白銀を纏った風は 灰色に染め上げ その花園を閉じ込める

             雪原に浮かぶ影は 亡骸を抱かかえ その最期を見届ける

               見つめる空はただ透明で 女は再び虚しさをしり

               引き取る息は白すぎて それは幾度目かの光景




                    新約の聖母、伝説に訊く

         黒白の法衣。慈愛の微笑。処女懐胎。無原罪の御宿り。生神女。テオトコス。




           不知が罪と在らば 罪人を抱く事が その聖女の背負う罰
 
           希望を積み重ねて 幻想に沈む事が その聖者の見てる狂夢(ゆめ) 

            現れる影はただ孤独で 女は見えない星を探し

            終わらない幻の中で… それは壊れた自動人形(オートマタ) 



                 雪原の聖母 伝承に訊く
     
       青色の髪。古びた仮面。捩れた腕。自我の魔術師。タナトスの子守唄。四本の腕。



          緋い月に照らされた優しい指に包まれて、思い出す穏やかな思い出

          母のゆりかごに抱かれて眺める横顔は、水晶の瞳で優しく微笑む



            「己を生かすということは他を捕食し他を排除すると同意 
             他を排除するという事は即ち他の生命を奪うという事象
             他の生命を奪う=『罪』それは倫理or道徳が認める事象
             即ち己の生=己の罪ではないのだろうか?それを知って
             なお人は生きる事を続けようとする、罪を散々忌避しな
             がらも一方では生に執着する矛盾、罪を嫌うのであれば
             犯さずに済まそうものなら自ら命を絶てばよいものを、
             されど彼はその自由さえ奪い罪を重ねる事を強要する結
             果彼はこの世の全ての罪を背負おわれた、この事であな
             たは赦されたのだされど我々はまだ罪を犯し続けるそれ
             が生まれたばかりの赤子であっても例外はなく、ああ嘆
             かわしい我らは永久に罪を犯さずにはいられないのだあ
             あ犯した罪の数だけ楽園が遠ざかっていく・・・・・・・・。」
  



       
            雪原に佇む聖母像 腕に抱く我が子は 見知らぬ亡骸

            幻想に霞む記憶  我が子の亡骸求めて 夜の闇に彷徨う



       
                  その聖母の噂


         「どうだい? あんたこの町の住民じゃないね? 旅人かなんかかい?

          まあいいや一つ忠告しとくよ 北の方に山があるだろ? 

          春になれば綺麗な花園が見れるんだが、いやそれは関係なかったな

          その場所には冬の間は近づかないほうがいい、なぁにちょっとした噂なんだが

          昔幼い子供を雪崩で失った母親がいてね、その母親の亡霊が出るそうなんだ。
 
          何でも聖母像となってその子供を捜して彷徨っているらしい、冬の間行き来する
          
          奴らはみんなそいつに襲われちまう、で犠牲者はみんな大事に抱えられ

          どこかに連れ去ってしまうんだとあんたも気をつけなよ? ・・・・・・・・・

          おいちょっと? どこ行くんだい? 酒はまだ残ってるぞ? 」




              朝方行方不明の男の機体が発見された、聖母像に抱かれた状態で   
              優しく慈悲深い表情で、我が子を抱かかえるような姿勢で


                     それはまるで『PIETA』



  

                花園の聖母は今宵も我が子を求め雪原を彷徨う・・・・・・・・・


                             ◆

                             ◆
  

                     空白に書かれた少女の落書き

               『罪を積み続けた男を女が摘みとったのね?   駄洒落たお話ね
                母性愛とかよりも町の人たちが可愛そうよね? くだらないわ
                でも罪云々より貴方の方が罪づくりよ?  Snowatch Blessline?』




        〜幻想物語詩篇『妄想家の遊戯帳 −人型聖母の異常な愛情』(著) Snowatch Blessline〜より





人造頭脳実験機 検体№0001 「Ⅰ」


ある小国の研究者たちは執拗に人間と同等の人造頭脳を作り出そうとしていた。

その理由は今は定かでは無いが、いつの時代も科学者というものは余計な事に熱心なものだ。

その人工頭脳、当事の技術をもってしても人間のように高等な演算能力を持つ人工頭脳を持ちうる存在を作り出す事は不可能であった。
そしてゾイドというものには種族差個体差があれ、必ず「自我」というものがある。
されど彼らの頭脳は人間ほどの複雑な思考をすることには適してはいない。

金属生命であるゾイドもまた我々にはゼロから作り出す事はできないのである。
しかし「ゼロからでなくともイチがあれば作り出す事が可能であろう」と、故Rose博士は提唱した。
現に我々はゾイドを改造し有人機化、兵器運用を行っているではないかと。
つまりゾイドの脳に当たる器官を取り出しソレを人間の脳そのものに近づければよいのではないかと、彼女は提案したのだ。
当時の研究者達は一時はモラルに反すると反発した、しかしゾイドを兵器として使用している時代にモラルは無いだろうと・・・彼女は彼らを諭した。

その過程で誕生したのが「 I (アイ)」である。
『彼女』は人間のように複雑な会話をこなし、知能も人間とはたいして代わらないものに成長した。
しかしそれは点数ばかりの成績で、『彼女』には明確な『自我』というものが存在していなかった。

科学者たちの求めていた『人工の脳』には成りえなかったのだ。


そして時代は苦しい戦乱の中、兵器ゾイド不足に悩まされた軍は一時『彼女』を徴集する。
『自我』を持たない彼女に、相手の『意思』を尊重しない強制徴集とは皮肉である。

そのときに新たに高起動補助ユニット『WANDS』及び接近戦用大型マニュピレータ『SWORDS』が装備された。
高速で相手に近づきその刃で切り刻む、大鑑巨砲主義であった当事の敵国にとって『彼女』はまさしく一騎当千だった。

しかし長く激しい戦いの時代、『彼女』は後に「エリュシオンの大敗』と呼ばれる戦役の中、行方不明となる。

また『彼女』の名前である「 I 」とは彼女の検体№が1でありローマ数字の『一番目』と「自分」を指す『Ⅰ』をかけたもので、研究者の遊び心から名づけられたと思われる。


◆機体解説

   接近戦用大型マニュピレータ『SWORDS』
        肩部に装備された巨大な腕、指に当たるところはヒート刃になっている、殆ど武器火器の類を装備していない『 I 』の主力武器。
        またその巨大さから相手を威嚇する事にも使われる。
  

   高起動補助ユニット『WANDS』
        腰部に配された、機動力・加速力を大幅に増加させるテールスタビライザー、直立静止時、台座静止時に補助アームが展開し安定性を高める。
  

デイゴエ2006/03/08 21:55:32

なんというか・・・、凄まじいッ!!
緩急のついたボディラインにダイナミックな腕!しかもここにあのバスターをもってくるとは…!そしてその誰もが嫉妬しそうな後ろ髪ッ!曲線が素敵です!青髪ってところもそそられますw
シルエットからして神々しくも禍々しくもあり、ついエヴァの使徒を連想してしまいましたw

ユキミヤ2006/03/09 21:57:16
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コメントありがとうございます
巨大な腕を持つ人型というものをいつか作ってみたいと思い組んでみました。
しかし腕を巨大化と成るとどうしても重量過多で倒れてしまうため苦肉の策として尻尾(WANDS)の取り付けに至ったのです。

気に入っていただいた青色の髪も試行錯誤のうちレオSとバラッツを使い組み立ててみました。
こんな素敵な髪を持つ彼女は多分アジ○ンスを使っているのでしょう(笑)

あと信じられないでしょうがマリア様がモデルです、スカートを翻さないようゆっくりと這い寄ります。
団子蟲2006/03/14 20:27:41

頭はどこだーー
手はものすごくかっっこいいとおもいました
ユキミヤ2006/03/15 00:36:55
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団子虫さんコメントありがとうございます
残念ながら、その疑問には皆さんの頭のある位置に彼女の頭が存在するとしか言いようがないです。 確かに仮面をつけている事になっているので顔の判断はつけにくいかもしれませんが。

腕に関しますと恐らく人型の中でも最も巨大な部類に入るんじゃないかと思います

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