ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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P・アインヘリヤル
P・アインヘリヤル
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投稿者
【紅】
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ蒼い世界
投稿日2005/09/17 16:06:29
最終更新2005/09/17 16:06:29
閲覧数4975
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P・アインヘリヤル

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この世に存在しないはずの人型試験機。
プロトタイプらしく、完全な人型ではない。
完成品が存在するらしいが・・・

武装

ストライクレーザークローアームX2
EシールドX2


Episode1


俺はあの出来事が無ければ、どうなっていただろうか―――

元々民間用だったBLOXが民間でも流通するようになった世界。
二人の兄弟とAIの物語―――

「兄貴ー!、またパーツ手に入ったぞ!」
「そうか、それで?」
「いや・・・・」
俺はケン・キサラギ、兄貴と二人でジャンク屋で生計を立てている。
俺だって15だ、そろそろゾイドだって欲しい。
兄貴はそんなことは知らないかのように俺の言うことを無視している。

そんな時だった、俺を変える発端が起きたのは―――

「そういや、共和国の基地にまだ捨てられたBLOXのパーツがあるらしんだが」
兄貴がそういう時は俺が仕事に行くことになっている。
「わかったよ、行って来ればいいんだろ」
「頼む」
そう言って俺は、その基地へと向かった。

そこで俺はあいつと出会った、それが戦いの始まりだとも知らず―――

「ここか、兄貴が言ってたのは」
兄貴の話では、数年前に軍縮の影響で閉鎖されたそうだ。
しかも、なにか、研究もされていたらしい。
「なにか、いい物ないか〜?」
そう言いながらも、俺は期待というより確信していた、何かあると。

今思えば、あいつに導かれていたのかもしれない―――

施設の奥へ歩いていく。
「うわっ、汚ねぇ」
おもわず、飛び退いてしまう。
そこには、くもの巣があっただけだった。
「おどかすなよな〜」
そう言いながらも、内心俺はかなりビビッていた。
更に、奥へ進んでいくと、地下への扉を見つけた。
地下の扉には鍵が厳重にかかっている。
「なんだ?、何があるんだろうな〜♪」
こういうのを見ると、ワクワクする。
鍵を開けるのは簡単だ、電子ロックなら兄貴の作ったソフトで開けられるし
普通の物でも、見た目ほど難しくない。
扉を開けると、機体のハンガーがあった。
「すげぇ・・・」
まだ、BLOXが残っている、もう使わないので残していったのだろう。
人に見つからないように。
試作機の実験場だったのか、パーツが散乱している。
その中でも、一際目立つ物があった。
「人型?」
そんな、馬鹿な。
この世界には人型ゾイドは存在しない。
あるはずが無い、人型を動かすシステムは無いはずだ。
いくら、自由度があるBLOXでも人型と四足等では全くシステムが違う。
「とりあえず、動かせる・・・か?」
コックピットに入る。
案の定、何も反応が無い。
「やっぱり・・・な、動くはずが無いよな」
ふと、横を見ると一枚のディスクが置いてある。
なんなのだろう、好奇心からだろうか、それを手に取ると、ディスクを入れる。
ブーーーンと鈍い起動音らしきものが聞こえる。
「え?マジ?」
次々に画面が立ち上がる、キャノピーにデータが映し出されていく。
「―アインヘリヤル―起動シマス」
「なんだ・・・AI?」
「キミハ・・・?」
「俺はケンだ」
「ヨロシク・・・ケン・・・」
アインヘリヤル、長いから俺はアインと呼ぶことにした。
どうやら、こいつがこの機体を動かすためのシステムらしい。
「ああ、よろしく」
そういうと、とりあえず機体を動かしてみる。
初めてのゾイドだ、興奮する、前に動かしてみる。
ガシャン、と金属音がなり前へ進む、それだけで気持ちが高鳴る。
「キミハボクヲミテモナニモオモワナイノ?」
いきなり、聞いてきた。アインを見てって、いってもこの機体のことなのか
それとも、画面のことなのか。
「お前はお前、それでいいんじゃないのか?」
こう思った、俺はそう聞いてみた。
「ソウダネ」
俺は出会って間もない友人(?)が笑っている様に思えた。

まだ、戦いの影が迫ってきているのを知らなかった―――

Episode1 END

感想

久しぶりの投稿です。
もう前から完成してしたんですが、遅いなぁ投稿スピードが。
ぶれ過ぎだOTZ最後の写真はネタですwわかる人いるかな?
初の長い文章ですが、大丈夫だろうか?
3〜5話予定です。


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