ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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イージス
イージス
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投稿者
朱美
分類チェンジマイズブロックス
シリーズアイと黒い龍
投稿日2004/11/11 19:23:14
最終更新2004/11/12 00:09:05
閲覧数3365
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コメント
どうも、朱美です
また妙なカスタムゾイドを作ってしまいましたが、今回、力を入れたのはイージスよりむしろバトストの方
このシリーズに参加してくださる方が増えてきたので、不自然にならないようにアイに関する諸設定を公開できるような内容に仕立てました
・・・では、バトストが長ったらしいので前置きはこれにて

イージス

エリマキトカゲ型

主要武器

二連中距離砲 2

Eシールド発生装置(ヒレ他)20

特殊チタン製シールド 2

バイトファング 1

共和国が、ネオゼネバスとの最終決戦の為に開発したとされる小型砲撃戦用ゾイド
小型ゾイドながら、ガンブラスターのEシールドをも凌ぐ出力のシールドを発生でき、特殊チタン合金製シールドとの併用で無敵の防御力を実現させた機体だ
計算上、デスザウラーの大口径荷電粒子砲すら防ぎきる防御力に物を言わせつつ、じわじわと砲撃で敵の戦力を削ってゆく独特の戦闘スタイルで、共和国の切り札となる・・・はずだったが
初陣の場で、イージスはセイスモサウルスの超収束荷電粒子砲による狙撃の前にあっさりと敗れ去り、そのまま戦争自体も終結、華々しい功績を挙げることも無いまま、イージスは一線を退くこととなった
その後は、戦後復興のための治安部隊に少数配備されたが、コスト面からそれ以上配備されることは無く、戦争終結から五年ほどで、イージスの生産自体が終了、その短い役目を終えることとなった

ただ、歴史の裏舞台に消えたこの機体には、一つだけ共和国の兵士達が首をかしげた謎がある
普通、新規に開発されたゾイドというのは、何度かのテストや、いわゆる『お披露目会』などを経て実戦配備されるもので、同期に開発されていたゴジュラスギガや凱龍輝もその例に漏れなかったのだが、このイージスだけは、まるで何処からか完成品と設計図を持ってきたかのように、何の前触れも無く突然実践配備されてきたらしい
ただ一つ、一般兵士(といってもこの機体に搭乗する一部の人間のみだったが)に知らされたことは、この機体が、凱龍輝開発プロジェクトに携わった天才技術者の作品であり、信頼の置けるゾイドである、ということだけであったという



どっ

闇夜貫く、二本の槍
一閃
途端、紅い煙を上げ始める、巨大な機械獣の体
程なく、爆音
立ち上る煙、舞い散る軽塵

そんな、乾いた、死と生の交錯する場所で

黒い龍と少女は、自分と全く別で、そして同じものに出会った

アイと黒い龍 『道』


どっ!

地面に、とてつもない勢いで叩きつけられた弾丸が
派手な音を立て、砂埃を舞い散らす
そこには一瞬前まで小型のゾイドが居て、そいつは今、西へ向かって疾走していた

広い、とても広い砂漠

オアシスの周りに人が集まって出来た小さな町から、ほんの少し離れただけなのに、見通しの利かない砂漠では、すでに町の影すらうかがうことは出来ない
そんな中、一体のゾイドとそのパイロットは、レーダーと培った勘を頼りに、いまだ見えてこない町に向かってひたすら走る
時々、はるか彼方から飛んでくる鉄鋼弾が見当違いなところに着弾し、派手に砂埃を舞い散らす
そのたび、小型ゾイドのパイロットは、コックピットで小さく悪態をつくのだった

「っ!・・・チンピラどもめ、ただでさえ視界が利かないと言うに!」

どふっ!

言ってすぐに、また砂埃が舞う
いい加減パイロットも、見えない町に向かって走るのに嫌気が差してきた

ざしゃ

と、片足を滑らせつつ止まり、瞬時に後ろを向く

「うるさい!」

聞こえるはずも無い悪態を、撃ってくるテロリストに向けてはきつつ、パイロットの彼は、何処へとも無く弾丸を四発続けて吐き出した
彼のような立場の人間・・・つまりは、治安局部長などという肩書きを持つ人間だと、相手に明確な殺意があろうとも不用意に反撃してはならない、と言うのが暗黙の掟であるが
威嚇射撃ならば言い訳のしようもある、自分の財布に弾丸四発分の予算があればそれでいいのだ
しかし、彼方に向かって撃ちだした弾丸が、風を切って消えるのと時を同じくして

どごん!

地の果てまで響いたんじゃないかと言う音と共に、はるか彼方にいたテロリストのゾイドが、ここからでもハッキリと分かるくらい盛大に、爆破、炎上した

「は・・・・?」

開いた口がふさがらない、を絵に描いたような顔のまま固まっていたパイロットの彼は
砂埃が消えた後に現れた、さっきまで無かった細身のゾイドの影を見て、さらに形容しがたい顔を作った



「名前は?」

暗く、小ぢんまりとした、カツ丼とデスクライトが似合いそうな治安局の小部屋で、先ほどの小型ゾイドのパイロットと、性格のきつそうな小柄な女性が向き合っていた

・・・いや、向き合って、と言うのは明らかにおかしい表現だ、女性の方は、明らかに男と目を合わせようとしていない、それよりも、天井に出来たシミの方に関心があるらしく
さっきからずーっと、無心に天井を見つめている

はあ、と、小型ゾイドのパイロットで、治安局の部長である男は、小さくため息をついた
三十分近くこの調子なら、誰だってため息の一つもつきたくなるだろう
男はまた、今日何度目とも知れない説得を始める

「・・・な、名前くらい教えてくれてもいいんじゃないか?」

無言

「・・・別に逮捕しようとかそんなんじゃなくてだな」

無言

「こっちにも書類ってもんがあるんだ・・・このまま返すわけにもいかないし」

静寂

はあ、と、男が再びため息をつく
そのときだった

「人に名乗らせるなら・・・」

ぼそり、と、女性が天井を見つめたまま静かに言った
男が、かなり驚いたように顔を上げる

またしばし静寂

ややあって

「私は、ラグネル・・・ラグネル・L・フローレンシア、治安局の部長だ」

少しだけあきれたように、治安局の部長、ラグネルは女性に向かって名乗る
女性が、少しだけ視線を下げて、ラグネルのおでこあたりを睨むように見た

「・・・アイ、アイ・アナスターシャ・フローレンシア・アサヒナ」

視線をそこから絶対に下げようとせずに、女性、アイも、ぶっきらぼうに名乗る
それを聞いて、ラグネルが少し驚いたように、目を丸くした
その様子をアイは、心底嫌そうに見る

「フローレンシア・・・偽名じゃないだろうな」

確認するように言うラグネル
アイは、とても嫌そうな顔のまま、視線をまた天井のしみに戻す

「・・・軍人一家の次男の娘、本名だよ、認めたくも無いけど」

淡々と言うアイ

「そうか・・・そうか・・・あいつの子・・・驚いた」

「もう、行っていい?」

ひたすら、驚いた、を繰り返すラグネルに、アイは冷たく言い放つ
その声で、ラグネルはやっと、ずっど同じ言葉を連呼していた口を止め、アイに向き直った

「・・・テロリストと、戦っているのか?
家は?確かあいつの嫁さんは、軍部でかなり・・・」

「死んだよ、あと、あの母親のことを私の前で話すな、鬱陶しい」

アイは天井に顔を向けたまま、はき捨てるように言う
それを聞いてラグネルは、ああ、と、目を伏せた

「なるほどな・・・なるほど・・・何処の子も、同じだな、戦争が無くなれば、フローレンシアの生きる場所のほとんどが失われる」

またぶつぶつと一人ごとを言い始めたラグネル
アイは、心底嫌そうな顔で視線を戻し、だむ、と机を叩く
はっとなって、ラグネルが視線をアイに戻した

「哀れみなど頼んだ覚えは無い!
第一、 自分の選んだ道だ、嘆くより先にやることもある!」

ほとんど立ち上がりながら怒鳴るアイ

その顔を、じっと見つめていたラグネルが、いきなり、ぷっと吹き出した

「・・・っ!何が可笑しい!?」

「いや・・・ね、怒った顔、私の娘にそっくりだ」

「知るか!」

がたんっ

アイはとうとう、椅子を蹴って立ち上がった
ラグネルにも、天井のしみにも目もくれず、ずんずんと狭い部屋の出口に向かって歩いてゆく

止める者は、いなかった

がちゃん

と、思いっきり音を立ててドアを開けると、窓から差し込んだまぶしい光が、薄暗闇に慣れた目を刺した

「うわ・・・」

止めるでもなく、アイの背中を見ていたラグネルは、突然の光に驚いて小さく声を上げる

ひた

と、アイの歩みがそこで止まった

「・・・私は、貴様の娘の命の恩人だぞ?
感謝こそされ・・・こんなとこに閉じ込められるいわれは無い」

はき捨てるようにそういうと、アイはまた、それほど大きくは無い歩幅を存分に使って歩き出す
その背中を見送りながら、止める事もしない治安局の部長の男は、アイの言葉を聞いて、静かに、手だけをきっちりと規則通りの角度で頭に当てて、笑顔で敬礼した

「戦士の背中に」

小柄な女性の背中は、向けられた奇妙な敬礼と、小さな言葉に振り向くこともせず、進んでゆく
そんな、小さな背中に向けて、ラグネルは、届くかも解らない、届いても意味を成すか解らない、心の言葉を、笑顔のまま放った

「私は守るための道を選んで・・・君たちは戦うための道を選んだのか・・・
自分の決めた道・・・まっすぐ歩くのは難しいが、・・・しかし
頑固なところだけは、我が弟にそっくりだ・・・」


今日も、テロリストから町を守る、砂漠の真ん中の小さな町の、しがない治安局の部長
彼は今日も、今まで奪ってきた命を清算するかのように、無心に働き続ける
そして、仕事に疲れた夕暮れ時の彼の頭には、今日も
去り行く、よく似た二つの小柄な背中が、浮かんで消えるのだ



江戸川次男2004/11/12 00:09:05

バトストに力を入れた・・・・ゾイドは手抜きーーー!? 手抜きでこれっすか。悲しくなってきますよ。手抜きでこんないい物を。(手抜きを繰り返して申し訳ございません)

一瞬ガンスナイパーかと思いましたがどうやらほぼブロックスで構成されてるようで。 塗装の効果もあってかかなりいけてますよ。これが数年で生産中止・・・・・はぁ(ため息)


バトストの方も非常にできがよいものとなっておりますね。アイ様はそんなに歩幅が大きくないっと(メモメモ)この調子でこれからもがんばってください。

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