ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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エオティノス
エオティノス
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投稿者
Ini
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ白亜の暴帝
投稿日2004/10/03 13:47:46
最終更新2004/10/05 21:07:44
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コメント
9作目。
Fake入れると10作目ですが・・・^^;
ZOIDSフェーザーズ放送記念投稿です。
なんなんでしょうねあのショッポイOPは・・・。
そういえば前回の投稿から一ヶ月経っちゃってますねぇ・・・。
パッと見なんなのかわかりませんが、RST2とEFT2のチェンジマイズBLOXです。
ネタに困ってあれやこれやと悩んでいる内に
RST2とEFT2のD.A.リザード、もしくはマトリクスドラゴン的な物を作ろう、と。
かなり急造だったのですが、それなりにまとまったかな?と。
パーツ余りなしの完全合体だったので、なかなかに苦労しました。
が、
首の後ろのJ2‐4ジョイント(3角形の奴)の付け忘れを撮影終了後に発見。
もう撮りなおす気にもなんないや・・・orz(ヲイコラ
しかも合体ゾイドなのにフライトユニットとはこれいかに。

こいつの股間部のコクピットに乗ったら死にますね。
乗ってませんが・・・。


今回のバトストはなんだか
問題発言、爆弾発言ばんばん出てますが、個人的にはこんなもんかなぁーと。
私は別に死者を冒涜してるわけじゃなく。
戦争してるとこんなこともなるんじゃないかなー、って感じで。
最近のアニメだと綺麗な戦争ばっかりなので、戦争は本来もっとドロドロしてると思うんですよ。

作品を楽しく見るためのコラムこーなー その3
エオティラヌスってなんじゃらほい?
白亜紀前期にヨーロッパはイギリスに生息していた
動物界・脊索動物門・爬虫網・竜盤目・獣脚亜目・コエルロサウルス下目・ティラノサウルス科の恐竜です。
たぶん合ってます。タブン・・・。
まぁともかく、
このエオティラヌスとゆう恐竜はティラノサウルスの仲間ではもっとも初期の恐竜と考えられています。
身体的特徴はティラノサウルスに近かったようですが、前肢の指が2本ではなく3本あったようです。


[機体設定]
エオティラヌス型
最高歩行速度:240km/h
フライトユニット
最高歩行速度:280km/h
最高飛行速度:マッハ2
武装:バイトファング*1
   ザンクロー*2
   ストライククロー*2
   テイルブレード*2
   3連ミサイルポット*2
   2連ショットキャノン*2
   2連グレネードポット*1
   テイルスタピライザー*1
   脚部ブースター*2
フライトユニット:レーザーレールカノン*2
         3次元レーダー*1
         ブレードスタピライザー*1
         イオンブースター*2
         マグネッサーウィング*4
共和国カリストン島駐屯軍が開発した
レオストライカーT2とエヴォフライヤーT2によるチェンジマイズBLOX。
本来は正規のBLOXではなく、演習中に偶然完成したBLOXである。
しかし、予想外の高スペックにより正式採用され、
現在配備されている全てのRST2、EFT2にその合体方法が登録されていた。
外見こそマトリクスドラゴンに似ているが、その性質はD.A.リザードに近く、
マトリクスドラゴンに比べて格段に扱いやすい。
さらに合体前のRST2、EFT2が高性能なため基本性能もマトリクスドラゴンより頭一つ分上である。
しかし、合体時にパイロットが1人脱出しなければならないことと、
合体前のRST2、EFT2の2機の配備数があまり多くないためにパイロット達から犬猿され、
新型機であるバーゴイルの正式配備と同時に一線を退き、
RST2、EFT2に登録されていた合体プロセスデータも消去された不遇のBLOXである。
正式採用前のユナイトリザードはRST2のコクピットにもパイロットは搭乗可能であり、
ウィングもボディーと一体化していたのだが、
どこをどう間違ったのか、
正式採用機ではRST2のコクピットは股関節部に使用され搭乗不可能に、
ウィングもボディーとは別のフライトユニット形式になってしまった。

[はみ出し機体設定]
ライガーゼロ・イクス:ファルコン
ライオン型
最高移動速度600km/h
武装:レーザーファング*1
   ストライクレーザークロー*2
   AZ208mm2連装ショックカノン*1
   AZ108mmハイデンシティビームガン*1
   ダウンフォーススタビライザー*2
ファルコンユニット:バスタークロー*2
          ザンスマッシャークロー*2、
          AZショックキャノン*4
          マグナッサージェットスタビライザー*2
          Eシールドジェネレータ*1
共和国カリストン島駐屯軍がZOITEC社から借り受けていた先行量産型ジェットファルコンを
帝国軍南方辺境攻略軍カリストン駐屯軍の官僚の隠し持っていたライガーゼロイクスの
B-CASとして合体させたゾイド。
外見的にはほとんど正規のゼロファルコンと変わりないが
ベースのライガーゼロが共和国製のものよりも完成度の高いイクスであること、
B-CASのジェットファルコンが先行量産型であり、量産型よりも性能が若干高いことなどから
正規のモノと比べると一回りほど上の性能をもつ。
武装面での変更点はライガーゼロの後肢に装備されたジェットファルコンの
マグネッサージェットウィングがスタビライザーとして移動補助を行うことと、
ジェットファルコン本体にEシールドジェネレータが搭載されているとゆうところである。
これらにより正規のゼロファルコンよりも機動面、防御面での性能が上がり、
結果として全体的な戦闘能力の底上げになっている。
しかし、
ジェットファルコン本体のジェネレータ出力は正規のジェットファルコンよりも若干高い程度であるため、
出力面で不安定になり結果として連続稼動時間が20分と極短いものになってしまった。

[はみ出し兵器設定]
1000mm大口径超超長距離狙撃用超収束荷電粒子砲ゼネバスキャノン
 モチーフやら移動速度やら武装やらはなし、てゆうかこいつゾイドじゃなくて兵器だし
ネオ・ゼネバス帝国の大型ゾイドセイスモサウルスに搭載された超収束荷電粒子砲ゼネバス砲を
対要塞用に改造した超巨大砲。
その威力は
一撃で山の形を変え、大地に直撃すれば半径2kmの巨大なクレーターを作るほどである。
本来はセイスモサウルス改良型に搭載させるはずであったが
1000mmとゆう桁外れの口径と全長62.5mの巨体、総重量83.1tとゆう
圧倒的な巨大さによりセイスモサウルスへの搭載を断念。
さらには発射時に放出される大量の赤外線によりセイスモサウルスの強靭なゾイドコアでも
数発発射すれば使いものならなくなる点と、
古代チタニウムのバレルでも数発の発射で溶解してしまうほどの
膨大な輻射熱などにより結局ゾイド自体への搭載を断念。
そのまま帝国軍南方辺境攻略軍カリストン駐屯軍に押し付け同然で送られたきた所を
技術者陣が暇つぶしに作り出したトンでも兵器。
「別にゾイドに搭載しなくてもいいじゃないか。」
とゆう号令の元、単一の兵器として完成した。
発射時にゾイドコアへの負担が大きいことからゾイドコアでの出力を断念、
変わりに地球からもたらされた大出力の熱核反応炉を搭載し、
バレルも通常のチタニウム合金製にし、発射のつどバレルを交換する方式がとられている。
その結果、実戦に耐えうる兵器にはなったものの、
全長102.4m、総重量141.5tとゆうさらにとんでもない兵器になってしまっている。

<バトルストーリー>
第9話〜獅子王と暴帝と〜
―こりゃひでぇな・・・
今いる場所の惨状を見て、クオンはスペリオールのコクピットの中で嘆息した。
目の前に転がっているのは帝国軍南方辺境攻略軍カリストン駐屯軍が作り出した
1000mm大口径超超長距離狙撃用超収束荷電粒子砲
通称ゼネバスキャノン
しかし、今、その至上最強の砲は無残な姿を曝していた。
その装甲の表面はグズグズに焼け焦げ、細かな穴が無数にあいている。
周囲に大量の鉄屑をぶちまけ、今も僅かに燻っているソレは、しかし、本来の全長の半分ほどになっていた。
その姿に、かつての雄姿は見る影もない。
―ふぅ・・・。
 無残だネェ・・・、生きてる内が華。ってか。
 ・・・ちがうか。
などと言いながら周囲を見渡すと、鉄の残骸の中に、あるものが飛び込んできた。

*以下微グロ表現注意!
 苦手な方は次の段落まで飛んでください。

それは人間だった。
そう、それは人間だった。
飛び散り、未だに高熱を持った残骸の下敷きになった一個の死体が横たわっていた。
まだ若い、恐らく自分と同い年か、いくらか下であろう少女だったモノ。
管制官だったのだろう、逃げる途中に飛んできた巨大な残骸に押しつぶされたに違いない。
死体と地面の間から、長い腸がはみ出していた。
おそらく、押しつぶされてもしばらくは生きていたのだろう、
その右手は必死に残骸の下から這い出そうとして地面を掻き、
左手は自らの臓物を掴み必死に腹の中に押し戻そうとしている。
高温の残骸に押し付けられた服は既に焼失し、
その下の体は無残に焼け焦げ炭化し破れた皮膚の下からミディアムレアに焼けた肉が覗いていた。
―生きたまま焼けた鉄板に押し付けられたって感じだな・・・、
 まったく、御愁傷様だな。
生前は美しかったであろう、その苦痛に歪み、半分焼け焦げた顔を一瞥すると、
さっさと衛生兵を呼ぶために無線に声をかけた。

―遺体の身元は、着けていた腕章から
 帝国軍カリストン駐屯軍戦略情報部所属のイライザ・イツキ軍曹であると判明しました。
衛生兵は律儀にそのイライザ軍曹の生年月日、歳、出身などを言い終えるとクオン達のテントを後にした。
―なに、クオンはそのイライザって子と知り合いだったわけ?
写真を眺めていると横から若干不機嫌そうにアズマリアが声をかけてきた。
―いや、全然。
 赤の他人。
―じゃあ何でよ?
肩をすくめるクオンにアズマリアが当然の疑問を口にする。
知り合いでもない奴になぜそこまで詳しく話すのか、と。
―あぁ、要するにアレだ。
 死んじまって可哀相だから、悲しんでやってくれ。
 って事だよ。
―は?
さも当然のように言うクオンに頭の上に疑問符を浮かべそうな勢いでアズマリアが聞いてくる。
―だからぁ、
 よく考えてみろ、あの―イライザって奴はまだ華の10代真っ盛りだぞ?
 そんな奴が何でこんなとこにいると思う?
 あ、お前も10代だけど除外な、オヤジさんの脛かじってるやつとはちがう。
ムッ、っと
あからさまに不機嫌そうな顔をしてアズマリアは考え込む。
そのまま、―1分。―5分。―10分・・・。
―わっかんない。
 降参です。
きっかり10分と2分後、アズマリアは負けを認めた。
―答えは簡単だよ。
 あのイライザって奴は、天涯孤独。
 要するに戦争孤児か、食い扶ちに困った親が金で売ったか。
 まぁ、そうゆうことだろうさ。
―へぇ、そんなんあるんだ。
 初耳ぃ〜。
そんなことを言いながらアズマリアはその写真をヒョイと奪うとしげしげと長める。
―まったく、何でお金がないかな?
―お前が恵まれてんだよ。
 戦争中なんか浮浪者とか戦争難民とかそこらじゅうに溢れてるぞ。
―えぇー、マジで?
 なんかキったないなぁ。
―汚いとか言うなよ。
 この世間知らず。
アズマリアは眉根を潜めて鼻を摘みペッペッと唾を吐くマネをする。
―でさ、ソレが何でクオンにこいつのこと教えるのに繋がんの?
確かに貧乏臭い顔してるわ、なんて写真を眺めて言いながら本来の疑問を口にする。
―だからだなぁ。
 天涯孤独で、他に悲しんでくれる奴がいないから死体見つけたお前が悲しんでやれって事だよ。
いい加減わかれよ。なんて思いながらうんざりして言いながら
アズマリアから写真を取り上げる。
―へぇ。
 軍人って大変だネェ・・・。
 で、まさかクオンは悲しんであげるの?
―それこそ、まさか、だよ。
 知り合いならまだしも、
 いちいち他人が死んでんのなんて悲しんでらんないよ。
お前も軍人だろうが、とか言いながら持っていた写真を丸めてゴミ箱に放り込む。
―あぁー、ひどぉーい。
 死んだ人の写真あんなことしてぇー。
―全然ひどい事してると思ってないくせにそんなこと言ってんじゃないよ。
 おら、もうすぐ報告会議はじまっからいくぞ。
―はいはい、わかりましたよーだ。
 で、クオンは私が死んだら悲しんでくれますかな?
―そんときまでにお前のことマジで好きになってたらな。
―あぁー、もしかしてクオン私のこと好きじゃないの?
―お前に言われたかネェよ。
―あらあら、そうですかー。
―そうだよ。


―いいか、いくらゼロファルコンといっても奴とまともにやり合うのはマズイ。
 お前はゼネバスキャノン発射までの時間と、斜線上に奴を誘き出すことだけを考えろ。
通信機から聴こえてくる上官の声にうんざりしながら彼は聞いていた。
何を馬鹿な。
そう、彼は思った。
終戦後しばらくしてらここに来た彼は、本土で1度だけ正規のゼロファルコンを操縦した経験があった。
そのときでも十分に凄まじかったが、
このゼロファルコンはさらに輪をかけて凄まじい性能をもっている。
コレならば世界を征服できる。そんな幻想を抱くほどに・・・。
だから彼は、そんな性能をもつゼロファルコンに囮をやらせる上官に反感を抱いていた。
たとえ、ゴジュラス・ギガの1個分隊が相手でも、この機体ならあしらえるのに・・・。
―聞いているのか!
―聞こえています。
その理解のない上官の怒声にウンザリしながら答える。
―発射可能まであと5分だ、
 ソレまで生き残れ!
 わかったな!
―了解、5分以内にかたをつける。
―なに!貴様今なんt―
まだ何か言おうとしていた上官との通信を切り、
彼は手元のファイルに目を落とす。
そこには今この段階でわかっている奴―カリギュラ―に関するデータが記載されていた。
それによると奴は、3日に1周のペースでほぼ決まったコースを巡回し、
その付近の基地や、ゾイドを無差別に襲っているとのことだった。
そして今自分たちがいるのが、今日この時、奴が現れるであろう場所である。
ふと、彼は顔を上げ、またファイルを睨んだ。
彼はソレがかなり尾鰭が着いていると思った。
なにしろ、そこを読む限り、奴は伝説のゾイド、ギルベイダー・ガンギャラドなどと同等に扱われていたのだ。
ソレを見て、笑うなと言う方がおかしい。
しかし彼は、ソレがあながち間違えではないとゆうことを、この後その命と引き換えに知るのだった。

見上げた空に、白い点が表れたのは、ゼネバスキャノンの発射準備が後2分に迫ったときだった。
その点は、見る見るうちに大きくなり、
そして、ゼロファルコンの目の前、大量のゾイドたちの只中に降り立った。
ソレ―カリギュラ―は大儀そうに首をめぐらすと、
天に向かって咆哮を上げた。
まるで、地の底から聞こえてくるような。
人が、ゾイドが、生きとし生きる物が、その生を放棄することを強制させるような、絶対的な強者の叫び。
しかし、その咆哮にまぎれて、
少女の悲しむような叫びがまぎれていたのに、いったい何人が気づいただろうか。

そこからは、何時かのように一方的な虐殺の宴が繰り広げられた。
周囲にいるゾイド、。BLOX、小型、中型問わず、暴帝が側をすり抜けるだけで、
その、ただの一瞬で、全てのゾイドが、例外なく粉微塵に吹き飛んでいく。
果敢に挑んでゆくユナイトリザードも、
まるで破砕機にかけられた木屑のように、次の瞬間に砕け散る。


まるで、優雅な舞を踊るかのように、暴帝は踊る。
踊る、踊る、踊る、踊る。
爆発、爆発、散る、散る、命が散る。
大きな命が、小さな命が散って、砕けて、裂けて、潰れる。

ほんの1分足らずの間に、周囲にいたゾイド達のほとんどがスクラップになっていた。
そして、その惨劇の主役が、ゆっくりと、彼、ゼロファルコンに向き直った・・・。

カチカチカチ。
カチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチかちかちかちかちかちかちかちかちかち怖い怖いこわいこわいこわいこわいコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイコワイ―!
歯の根が合わない。
カチカチというオトが頭に響く。
股間が濡れている。いつの間にか失禁していた。
コワイ。
ただそれだけ。
ゼロファルコンも、先ほどから状態を低くして、怯えの表情を示している。
アレは―、暴帝は―、自分たちを残した。
そばを通り過ぎても、他のゾイドがはじける中で、自分たちだけが無傷だった。
理由は簡単だ。
奴が残したから。
オマエたちは最後に残しておく。と
その無機質でありながら有機的な目が、すれ違うたびに語っていた。
そして今、その悪夢の牙がこちらに向こうとしている・・・。
―何をしている!
 ゼネバスキャノンのチャージは終了している!
 速くそこから離脱しろ!
無線から聞こえる上官の声、
その声にハッとして、機体を走らせる。
そのままわき目も振らずに、全速力で走る。
それが、逃亡だとゆうことに、彼は気づいていない。
しかし、気づいてたとしても、今の彼に逃げるなと言う方が酷だった。
逃げて、逃げて、そして・・・、
突然機体が真横に吹き飛んだ。
もちろん彼がソレをしたのではない。
悪夢が・・・、暴帝がその豪腕で横から殴り飛ばしたのだった。
―なっ・・・!くそっ!
必死に機体を動かそうとするが、
ゼロファルコンは悲痛な唸りを上げるだけで全く動かない。
首をめぐらせ、ディスプレイに映し出された被害状況を見て愕然とした。
殴られた、機体左側面がゴッソリとなくなっている。と
左の前肢も後肢も、根元から砕け散っていた。
―く、くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!
ヤケになって、バスタークローのビーム砲を乱射する。
しかし、打ち出されたビームは、まるで、見えない壁に阻まれたかの様に
暴帝に直撃する前に霧散し、あるいは明後日の方向に飛んでゆく・・・。
尾と、脚の爪の先が地面に擦れる音がどんどん迫ってくる。
そして、音が止まった瞬間。
彼の意識は、金属の破砕音とともに砕け散った・・・。

―くそっ!
 ゼロファルコンが・・・!
現場主任―彼の上官だ―はデスクに耳に付けていた通信機を叩き付けた。
ここは戦場から1kmほど離れた司令室が設けられたところだった。
彼らの右前方には檻から放たれる瞬間を待ちわびているような、
獣のごときジェネレータの低い咆哮が聴こえてくる。
彼に対して、少なからず将来を楽しみにしていた彼からすれば、コレは我慢の出来ないことだった。
―ゼネバスキャノンは!?
―いつでも発射できます!
管制官の少女が叫ぶ。
―射線軸は!
 奴は射線上にいるか!?
―若干ズレテはいますが、
 この程度の誤差なら許容範囲内です!
別の管制官の男が答える。
―よし・・・、
 ゼネバスキャノン、発射準備!
その言葉に、周囲は突然慌しくなる。
キャノンの周囲に誰もいないか改めて確認する声。
炉心温度が眼界に達していると言う整備班の悲鳴。
―進路クリア!
―炉心限界値、突破していますが問題ありません!
―ゼネバスキャノン、いつでも発射いけます!
次々に舞い込んでくる声の中で、静かに、しかしハッキリと聞こえる声で叫んだ。
「ゼネバスキャノン・・・、発射・・・!」
―ゼネバスキャノン発射!
―ゼネバスキャノン、発射します!
―炉心温度急速上昇!
 ゼネバスキャノン発射します!
 各員、対衝撃っ!!
管制官たちの叫ぶ中、
史上最強の砲が火を噴いた。

目の前に迫る光・・・。
凶暴な、ソレでいて美しいヒカリ・・・。
それが、真っ直ぐに向かってくる・・・。
せっかくコレを取り込んでいたのに・・・。
ヒドイナァ・・・。

―どうした!
 状況は!?
発射と同時に凄まじい熱風と衝撃波が彼のところまで襲ってきた。
その喧騒覚めやらぬ中。
彼の怒声が司令室のテントの中に響き渡る。
―状況確認!
―状況確認!
―状況は!確認急げ!
管制官たちの声が響く。
彼は、ノイズまみれの戦場を映し出していたディスプレイ見ながら、背筋に嫌な汗をかんじていた。
おかしい・・・。
何がおかしいのかワカラナイが・・・。
とにかくおかしい・・・。
―ゼネバスキャノン、炉心温度限界域突破!
 熱核反応炉、メルトダウンを開始!
 危険です!
―各員報告!
 負傷者有りとのことです!
―ディスプレイ、映像回復します!
その声に、皆が一斉にディスプレイに釘付けとなる。
その、視線の先で、ディスプレイのノイズが消え、砂嵐が晴れた後には、
信じられないものが映っていた。
―・・・!?
 目標を確認!?
 目標健在!
―馬鹿な!
 直撃のはずだぞ!?
―確認取れ!
 なんかの間違いじゃないのかっ!?
―目標より高熱感知!
 どんどん膨れ上がっています!
誰もが混乱し、ディスプレイを見た。
その中で、暴帝の肩に付けられた2機のバスタークローが大きく展開し、
その中に巨大な光が膨れ上り、
ソレが、一気に放たれた。
―高熱源体、目標より急速接近!
―熱源、ゼネバスキャノンへの直撃コースです!
―全員退避!
―全員退避!
―ダメだ間に合わない!
―熱源、直撃、きます!!

次回
第10話〜必殺の魔弾〜

作者の戯言:モンスターハンターG来年春発売予定。
      よし、受験がんばろ・・・。

10/5 機体名変更&モチーフ変更&コラム追加&誤字修正

マリ君2004/10/03 14:32:03

2足歩行トカゲなら、ベロキラプトル辺りが良いと思います。

それにしても、格好良いです。デカいですし。
正直、マトリクスの、2倍以上の格闘能力と、
飛行能力は持っていそうです。
ストーリーも面白いです。次が楽しみですね。

では〜
YUKI2004/10/03 15:38:26
icon
――――――嗚呼。
まず、溜息を零してしまうという。それ程に。何故、こうも凄惨でありながら物語、なのか。
さり気なく戦記モノを出来る才能は無い為というのもありますがー…
毎回、ドラゴン型好き様のキャラクター描写には頭が下がるのでした。
いつか此処まで魅せられる物書きになってみたい、としみじみな。

さて。作品もやはり格好良く、なのです。
首との一体化故割と大きめに見えてしまうエヴォ頭、
それが何ともぴったりのサイズに収まってしまう巨大さでありながら。
敏捷さを第一に感じてしまうスマートさ。そしてそれを自立させる部品構成。
後付け武装による強化合体。
どこもかしこも、私の琴線に触れまくる作品なのです、と。
……まだまだ暫くお忙しいと思いますが。ご無理の無いよう頑張って下さいませっ!

【ハサミ揚げ】2004/10/03 17:53:06

2人そろってやられキャラ。合体してもやられキャラってやつどっかにいたなー
オリジナルのブロックス2体がチェンジマイズするのにこんなにバランス良くなるものなんですね。ラプトルにちゃんと見える上に羽根を付けただけなのにドラゴンに見えるのもすばらしい

バトストには私も共感なのです。テレビなどでやってる戦争物は「子供が見る番組だから」と言うことで内容を人が死なないようにしてますけど、すると子供の戦争という物に対する考えが薄まっていってしまっていると思いました
そしてアズマリアのような軍人でありながら戦争を知らない人も実はとても多いんじゃないかと思いました。イラクなどに赴いている自衛隊や米軍の若い人はげろを吐いてばっかいるんじゃないでしょうか(まじめなんで笑わないでくださいね)
そのくらい思わせるくらい悲しい文章でしたね・・・・・・・


とか書いておきながら人殺し大好きバーサーカー人間のようなキャラは結構好きだったりします。ただしお近づきにはなりたくありませんね
【ドラゴン型好き】2004/10/05 20:36:03

>マリ君さん
>YUKIさん
>ハサミ揚げさん
コメントありがとうございます。

>デカいですし。
あははぁ。
実はそんなにデカくないんですよねぇ^^;
大きさ的にはマトリクスDくらいかな?作ったことないですがマトリクスD・・・。

>敏捷さを第一に感じてしまうスマートさ
フハハ。
スマートって言うか・・・。
細いのしか作れません。みたいな?
がっちり。とか
どっしり。とか
苦手なんですよねぇ・・・。
私的にはYUKIさんの作品群の奇抜さにいつも唸らされているのでしたっ。

>2人そろってやられキャラ。合体してもやられキャラ
一様RST2とEFT2の名誉の為に言っておきますが、
この2機は1機でもD.A.リザードより少し劣る程度ってゆう性能なんですよ。
今回は相手が悪すぎましたから。
本土で実戦投入されていたら、終戦まで第1線で活躍できるくらいの強さはあるんですよねぇ〜^^;
 >人殺し大好きバーサーカー人間のようなキャラ
  ぬぬ。
  コレがもしカリギュラ嬢に宛てられた言葉なら、カリギュラ嬢の名誉の為に。
  カリギュラ嬢は彼女の意思。つまり、生前の人間としての意識では戦いを望んではいません。<ネタバレ
  そんな彼女がなぜ、戦ってしまうのか、まぁ、気づいている方もいるかと思いますが、
  これは最終話までの保留と言うことで・・・。

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