ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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トラトン
トラトン
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投稿者
【なまぞう】
分類改造ゾイド
シリーズBizarre
投稿日2004/08/06 10:14:33
最終更新2005/05/27 18:10:00
閲覧数5714
コメント数5
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コメント
こちらでは初めての投稿となります。よろしくお願いします。

ヘリック共和国武器開発局所所属
「トラトン」(トラトン型)

既に知られていることではあるが、ヘリック共和国軍にはエウロペ駐留軍という
組織がある。
エウロペ大陸では主戦場が暗黒大陸や中央大陸に移行した後も、古代遺跡や未だ
知られていない野生ゾイドの生息地などを調査するために
エウロペ駐留軍の中で各種の調査隊が組織されていた。
そのなかでも南エウロペ大陸には未開の地がまだ残されており、古代遺跡や未知
の野生ゾイドの生息地がある可能性があった。
そしてZAC2106年現在、いくつかの未発見の古代遺跡と
大規模な未知の野生ゾイド生息地を発見している。
その未知の野生体群のなかで、今まで発見されたゾイドの中でも最大級の巨体を
持つ野生体が発見された。
トラトン型野生体と名付けられたその野生体は、既知のカノントータス野生体と
同じ系統の金属生命体だと考えられるものの
温暖な環境故かカノントータスの仲間だとは信じられないほどの大きさに進化し
ていた。なんと大きさでも体重でもマッドサンダー野生体すら上回っていたのだ。
今までの巨大ゾイドに例外なく当てはまることだが、巨大ゾイド野生体のコアは
その巨体を支え、維持するために通常サイズのゾイドコアよりも
遙かに強靱であることが知られている。だが、それでもトラトン野生体のコアは
これまでの常識を超える出力を誇っていたのだ。

この野生体を共和国軍ゾイド開発陣が見逃すはずが無かった。早速捕獲された
一体が極秘に東方大陸に送られ、「トラトン級」巨大ゾイドの開発がスタートした。
まずこの野生体は水中・水上での活動は出来ないため、仕様としては「陸上戦艦」
という位置づけとして開発が進められた。
また、ウルトラキャノンやゼネバス砲の技術を基に研究中の巨大砲も試験的に搭
載する前提で設計された。

そして完成したゾイドは、今までの巨大ゾイドに勝るとも劣らない巨躯と巨大な
砲塔、そしてぶ厚い装甲に覆われた異様な外観をもっていた。
野生体にあやかって「トラトン」と名付けられたその機体は、今までのヘリック
共和国の巨大ゾイド開発ノウハウが隅々まで生かされた機体である。
全身の装甲は古代チタニウム装甲の研究から生まれた新素材と、耐爆材として最
も優れていると言われた強化チョバムプレートとの複合装甲であり、
物理的な攻撃では微動だにしない。そして額と背部砲身上部、四枚の甲羅に光る
装甲は新式のEシールドである。
これはマッドサンダーの反荷電粒子シールドを幾度にもわたる研究の末、強化し
たものであり実質上、並の攻撃でこのシールドと装甲を通過した上で
本体に打撃を与えることは不可能に近いと思われる。

そして背部にある巨大な砲塔は通称「トラトン砲」と名付けられた超長距離砲である。
基本的には1200ミリウルトラキャノンの技術をフィードバックして作られている
ものの、構造的に大規模な改修が加えられている。
まず発射時の反動を最小限に抑えるため、砲弾はミサイルに近い構造となっている。
単純な威力としては勿論1200ミリ砲にはだいぶ劣るものの
この砲弾は極めて特殊な砲弾であり、発射すると空中である程度の数に分解する。
目標地点に着弾すると砲弾内部に凄まじい高熱が発生し、砲弾だけでなく着弾し
た地面も高熱で溶解させてしまう。そして高熱で溶けた岩石が気化し、凄まじいまでの熱を持った爆風となり着弾地点周囲をまるで電子レンジの中のように変えてしまう。
これはウルトラキャノンだけでなく、かつて惑星Ziにカタストロフをもたらした
隕石の研究も一部取り入れて完成させた砲弾である。(そのせいか「メテオスコ
ール」と呼ばれる)
だが当然発射できるほどの砲身を搭載できるほどのゾイドが不足していたため
(ウルトラ、マッド共にこの時期極端に数が不足していた)試験的にトラトンに搭載されたのである。また、通常兵器としてもあらゆる実弾兵器を満載し、並の飛行ゾイドでは接近すらままならない。
だが、これだけの超重武装・超重装甲、600トンにも及ぶ巨体が災いし運動性
は最低レベルである。
しかし格闘性能は意外にも高い。マグネーザーのような突出した武器は無いが、
この巨体自体がトラトンにとっては最大の武器なのだ。
機体の尻部分にはロケットブースターが搭載されている。これはもちろん、安定
した巡航速度を出すためのものではない。瞬間的な瞬発力を出すためのものである。
600トンの鉄の塊が瞬間的に衝突する衝撃は凄まじいものであることは想像に難
くない。さらに体当たりの際、Eシールドも出力を全開にする。
これはシールドライガーなどが行うシールドアタックの極端な例といえよう。当然、
単発の威力はマッドサンダーのマグネーザーに勝るとも劣らないものとなる。
弱点としては、腹部装甲が若干弱いことと巨大ゾイド故、一部の内部機関が
ある程度露出してしまったことだろうか。(それでも関節部は特に補強されている)
また、野生体の性質が非常におとなしく、闘争心が少ないことも挙げられる。

強い、弱いが両極端ではあるものの総合的に高い戦闘力をもつトラトンで
はあるが、野生体コアのクローニングや育成、はたまたトラトン砲や超重装甲の
建造にかかる費用が尋常ではない上、本格的な量産に取りかかる前に終戦を
迎えてしまったために一機のみが生産されたのに終わった。
だが、この一機は実戦テストも兼ねて中央大陸に送られた。公式記録では目立っ
た戦闘を行ったという記録は無いが、帝国軍が極秘に開発していた新型デスザウ
ラーを含む部隊と遭遇、死闘を繰り広げたという噂がある。

白狐2004/08/06 12:24:54

これは凄い!
六角装甲や体型、頭部といかにも亀ですね。
頭部の発光が美しい、目の白線まで光ってますし。
メテオスコール、設定まさにそのままの名前でカッコイイです。
【レッド】2004/08/06 12:35:23

うがー!きたー!
6角装甲が好印象です。
ガラパゴスゾウカメに似てますね。
商品化しないかなー。
YUKI2004/08/07 22:39:17
icon
デスザウラーとの死闘。
――――っていうかデス様でも勝てなさそうな凄まじさっ!?
新旧様々なゾイドの部品が彼方此方、に見受けられますがー。
時代の違和感も何もすっ飛ばしてしまうカラーリングとインパクト。

…ミリタリックなグリーンの外観の中で、異色な程目立つプリズムカラー(?)。
恐ろしいまでの巨大砲、等々。
様々な点で目を楽しませて頂ける。そういった良作なのでは、とー。
【旅人】2004/10/26 11:25:13

すごいですね〜〜自分じゃ作れないですこういうの・・・
いや〜〜すごいです!!
【メンテナス】2005/05/27 18:10:00

目がぴカアアアアアアアァァァァぎやああああああぁぁぁ・・・ぴーっつ心臓停止・・・・それくらいビックリしたということです。

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