ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3 |
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禍(マガツ) 「九の首・禍」魔竜型 装備 頭部対空レーザー砲 口腔部拡散荷電粒子砲 3連装荷電粒子砲×2(オプション) グレネードランチャー×4 ブースターポッド×6 マグネッサージェットウィング 「凶悪」の意の名を持つ魔竜型ゾイド。 惑星征服を企む地下組織「焔(ホムラ)」によって製作された。 焔の9人の最高幹部(ヒュドラヘッド)のために作られた九体の高性能ゾイド群の一体。 戦闘能力に関しては折り紙付きで、射撃・空間機動能力に優れた飛竜形態と格闘・運動能力に優れた竜人形態の二つの姿を持つ。 飛竜形態では6基のブースターポッドとマグネッサーウィングによる飛行能力に加え、3連装荷電粒子砲による圧倒的攻撃力を併せ持つ。 陸戦用である竜人形態では優れた格闘・運動性能を誇り、大型ゾイドにも遅れを取る事は無い。 焔で現在最強レベルのゾイドではあるが、搭乗者であるブレイズが裏切った際、機体を奪われてしまう。、 第1話 解き放たれし炎 とある辺境の町の治安局のことだ。 「で、お前さんはそんな分けの分からないことが本当に起こるとでも思うのかい?」 局長、この俺トラケルスは頭の悪そうな・・・もとい非常に悪そうな部下に言った。 「いや、本当にこの目で見たんですって!!」と威勢良く、答えるのはキューズ隊員。彼はつい昨年治安局に入隊した新人である。 数年前の焔による各地の軍施設・治安局への攻撃によって世界の治安は著しく悪くなってしまった。 治安局へ入隊を希望する者も随分と減ったのだが、この変わり者は・・・。 「しかしなあ・・・なんでこんな所にヒュドラヘッドの1体が来るんだ?しかも味方を攻撃?嘘くせえなあ・・・。」 「本当にヒュドラヘッドが逃げてたんですよ!それを追いかけてた焔の連中がボカボカ落とされて・・・」キューズは必死に言う。 「何回も聞いたよ。しかし夜の話だ。見間違いだったんじゃないか?」うんざりしている。ずっとこの調子だった。 でも本当のことだったとはなあ・・・後で驚いたよ。 その夜、町に雪崩のようにキメラBLOXが襲ってきた。町の外に出ていたら襲われたっていう町民の話から間違いなく「人間掃除」命令を受けているようだ。 その数は数百以上。今思うと、目撃者を消すためだったのかもしれない。が、どうでもいいことだ。 そんなことを考える間も無く。必死だった。町を、市民たちを守ることで。しかし多勢に無勢。こちらは精々ウネンラギアとボルドガルドが数機ずつ程度の戦力しかない。 勝てるわけが無いが、仕事だしな。 うじゃうじゃと沸くキメラどもを撃つ。しかし、いくら破壊しても次のキメラがなだれ込む。 その間にさっき破壊されたキメラがチェンジマイズし再生する。程無く町は囲まれた。弾薬庫の弾を全て使っても勝てそうにない。 手元の弾は減り続ける。どんな時でも諦めるなと誰かは言ったが、そりゃあ無理だ。諦めたい。 ーその時だった。 夜のはずなのに、まるで昼のようになってーーー ー『焔確認。撃破する』ー 天空から数条の光線が降り注ぐ。まるで雨のように、光が降り注ぐ。それはとても美しかった。 目の前の光景が信じられなかった。空に浮かぶのは・・・あのヒュドラヘッドの1体「禍」だった。 夜空に浮かぶ禍ーーー。暗視カメラにはっきり映るのは数年前の事件の張本人。何故・・・味方を攻撃する? 圧倒的火力で地上のキメラを6本の光の槍が薙ぎ払う。しかも一本一本が荷電粒子の。触れた物体は跡形も無く消滅する。 再生能力の高いキメラとはいえ、この攻撃には無力。 あれだけ居たキメラはーーーー数分でこの世界から消えちまった。 キメラを掃除して、禍はどこかへ飛んでいってしまった。礼を言う気にはなれなかった。町の周りは穴だらけだ。すっかり地形が変わってしまった。 しかし・・・あれだけの事があって、死者が居なかったのは奇跡だろう。奇跡的にあの砲撃の雨で被弾した味方機は居なかった。 俺たちとキメラを区別したのか?考えにくいことだが・・・。キューズの野郎は「あいつはきっと俺たちの味方なんですよ!」とはしゃいでいる。 その後、本部に報告書や始末書の山を書かされ、正直、こっちの方がキツかった。 焔とただ一機で戦う凶竜の話を聞くことになるのは少し後の話だ。 雑事から開放されリハビリがてら製作。色的に黒ってのは見づらいですがご容赦を。 |
江戸川次男 | 2004/11/13 23:22:12 | ||||
お久しぶりでございます。久々の(略)様の作品。感動でございます。(ただ、この感動を伝える相手がいません。僕の周りの人間は全員この世界を理解しません〔泣〕) 相変わらずすべてにおいて高水準。色のバランス。体のバランス。武装の設定。そしてバトスト。 自らの力量不足を思い知らされます。 ロドゲヘッドにセイントの顎。 かっこいい。 | |||||
見月 | 2004/11/14 04:11:58 | ||||
えーと、飛竜→竜人で翼が脚に、腕、脚がまるっと背中に…かな? これ、ものごっつい変形してません? | |||||
マリ君 | 2004/11/14 07:00:51 | ||||
格 好 良 過 ぎ で す。 機体バランス良過ぎです。色も、かなり纏まっていますし。 パーツも、かなりゴージャスですね。 パラブレの足も、ハイヒールっぽくて良い感じです。 ロドゲの頭部(上顎)に、セイントの下顎という アイデアもかなりの物かと。 個人的には、黒中心の 飛竜タイプが好みです。 | |||||
【ドラゴン型好き】 | 2004/11/15 14:55:28 | ||||
オート馬人さんの作品と同じく学校のパソコンから失礼。 まさにかっこいいの一言に尽きる出来ですね。 飛竜型から人型への変形もかなりの工夫が見られて、特に飛竜型のときの翼が人型のときの足になる。とゆうアイデアには驚きです。 いつもいつも、(略)さんの作品には感嘆のため息ばかりつかされております。 | |||||
YUKI | 2004/11/18 20:14:30 | ||||
![]() | 何じゃこりゃあああああああああああああ!! …というのが第一印象でした。 偏にインパクト、の一言を彷彿とさせてくれるこの機体。 その上変形してしまうともなれば驚きも一入な。 ドラゴン顔でもしっかりと人型ロボットに見える所も。密かなポイントでしょうか。 …物語はまた、新たなストーリーっぽく。 裏切りの黒竜とでも呼ぶべきなのか…スパロボっぽいイメージを抱きつつ。 大注目なのでしたっ。 | ||||
(略) | 2004/11/21 21:16:52 | ||||
皆様コメントありがとうございます。 >江戸川次男さん 褒めすぎです(汗)多少は参考になれば幸いです。 >見月さん 大体そうですね。今回は色の変化も主眼に置きました。 >マリ君さん ややマリ君さんのアムドゥアシス系に対抗意識を燃やした節があるかもしれず。ちと黒っぽすぎたかもしれません(汗) >ドラゴン型好きさん 実は、こいつは3体合体3変化の某○ッター的なゾイドになるはずだったんですよ。一番最初に下半身が完成したんですが、結局機構が思いつかず断念。しかし、下半身が勿体無いので製作という経緯です。上半身の変形は下半身に比べて出来が悪いですね。 >YUKIさん お話のほうは何時まで続くか分かりませんが、気長にお付き合いくだされば幸いです。しかし、竜人型と言っておきながら、全然そうは見えませんなあ(笑) | |||||