新たな商法を編み出したかに見えるアニメ業界
一昔前までアニメの収入源は子供向け商品だった。アニメを作り、関連商品のCMをつけ、アニメを見た子供たちが買う。ゾイドのアニメなんかはこれの典型だった。しかし、少子化は進み、子供たちの興味の対象は発散し、特に作る系はまるで売れなくなった。ゾイドもしかり。
今やこの商法でアニメが作られるのは「カード商法」と「ゲーム商法」ぐらいなものだろう。
カード商法は妖逆門やデジモンセイバーズやら陰陽だの一昔前ならデュエルマスターズ系。
ゲーム系は、前期ならゼーガペインや.hack等だろうが、深夜ではエロゲ原作が多く、これは子供向けにはあたらない。ポケモンぐらいなものだろうか。
他に「ラノベ商法」「漫画商法」等もあるが、これらはアニメを媒介に別の商品を売ろうというものである。
しかし、昨今のアニメは殆ど「あのね商法」で成り立っている。私が「自作自演アニメ」と分類するアニメ製作会社が自らスポンサーについて放送するアニメはほとんどが「あのね商法」なのだ。これはアニメ放送はあくまでも「DVDを売るため」の宣伝にすぎず、1クール13話で割り切れないアニメが多いのもこのためであろう。例えば、2クールであるならば26話となる筈だが、25話とか24話、酷いときは23話等で放送を打ち切り、最後に「あのねっ!」と一言のべ、続きを知りたければDVDを買えというものである。
しかし、最近のDVDは1枚2話5千円などというボッタクリが多い上、借金返済を延ばすように全シリーズが完結されるのが非常に長い。本放送は所詮宣伝、プロモという逃げ道を見つけた製作会社に対し、粗製大量生産されるアニメを、DVDではまともにしようという良心の呵責から作画修正に時間を掛ける監督ら現場の人達。このために、やたらと時間がかかり半年から一年ものというものもある。だが、この大量生産されるアニメを一年後でも覚えている人がいるのだろうか?私はかなり限られてくるのではと思う。見ている時はワクテカしていても一年近くそのテンションを維持するのは難しい。
今期のアニメを見ていると、HD製作されているにも関わらず、額縁やアプコン、コンポジットのアニメが多いことに気がつく。これは新たな「あのね商法」なのだろうか?瑠璃色もKannonもアプコン、コンポジットだった。放送局もBSデジタルという投資をしていながら、こっちは十数万というテレビを買い、パラボラのためにNHK集金人と戦いながら、こんな糞画質を見せられるとは、何故だろう?
これには前例がある。あのスタジオ痔鰤である。ジ●゛リ製作の映画は一度たりとてハイビジョン放送されたことはないのだ。これはピーコを極端に嫌っており、DVDレコーダに残されることすらも忌避しているためと言われている。
これだけ16:9のワイド製作のアニメが増え、HD対応スタジオもあるのに、何故にアプコン、額縁だらけなのか?ピーコが嫌なのはドラマ等も同じはずなのに、こちらは荒れた肌を晒しながらハイビジョン放送されている。
これらを合わせて考え付くのはひとつだ。やはりこれは新たな「あのね商法」なのである。HDDVD、BDともに不完全ながら製品が出てくるこの時期、汚い画質で放送し、店頭でBDのフルHDのデモを流し、「お兄ちゃん、綺麗な画像で私を見てね、お・ね・が・い」という陰謀なのだ!
後5年ともないのに普及率のイマイチな地デジ、ますます普及率のUPが鈍化すると思ううえに(考えすぎ)、ソニーのBDデッキも未完成品。こちらもまだまだ普及するとは思えないのに、この商法は失敗する。まず綺麗な画質で世のアニメファンに地デジ対応テレビを買わせ、これを残したいとBDデッキを買わせ、そして初めて、BDなりHDDVDソフトを販売すべきなのだ!考え直すのだ放送局、そしてスポンサー達!!
と、まぁ後半は偏った事を書きましたが、録画する新番組がことごとくアプコンでは見る気もなえるというもの。ゼーガペインの綺麗さを見てしまうと、アプコンが汚いのも事実です。なんとかならんのかのー