>>ファフニール  製作者:零光治様

>>機体解説

SMF-01ファフニール(shylfeec multi-role fryer)

惑星Zi全域を巻き込んだ帝国共和国間の戦争終結後、軍縮を始めた三国に変わり世界は力をもった企業が力を振るう経済に支配される世界となった。
ZAC2232年Zi-arms社が太陽系第4惑星惑星ルティーナを発見、一時的に各企業は一時的な産業連合を発足し惑星ルティーナを植民地化し資源開発と共に再び分散した各企業は各地で権利を奪い合う争いを始め、活動の場を惑星Ziから惑星ルティーナへ移していった。
EffectveCotex社(以下EC社)が企業間での武力闘争に向けて開発したEC社製新型量産機である
量産するに当たって対空対地共に強大な戦闘力を有するように調整された多目的戦闘機である
もともと飛行ゾイドに地上ゾイド並の能力を与えることをコンセプトとした、大陸間戦争時各国に輸出していたEC社製飛行ゾイドデルフィナス系列に代わる機体として開発された。
通称シルフィークと呼ばれる機種である。
巨大軍事企業ZOITEC社が開発した人工ゾイドコアBLOXCORESYSTEMを解析、流用し新たに再設計したEC社製の人工ゾイドコアを動力制御装置としてだけ使用
エネルギーは全て独立型内燃機関FSジェネレーターと各部の荷電粒子供給を併用
EC社が惑星ルティーナで新たに発見した新鉱物フェードスチルという特殊な性質を持つ鉱物が使用されている これは加工することで巨大なエネルギーを取り出すことが出来ると同時に様々な分野で転用可能な有用性をもつ。
旧大戦時帝国軍が使用していた超鉱物ディオハルコン、現在では非常に希少となり一部の企業が独自ルートで使用しているほか、ほぼ入手困難という状況下でそれに対抗する手段としてEC社が注目している。
そのフェードスチルをEC社は前型機アイリスシルヴァーナ、シンセリティに実験的に搭載し利用メソッドを確立しその技術を実用化させたのがこの機体SMF-01ファフニールである。
その全てをコックピット上部に搭載されている粒子コンピュータ本体で制御しているが、管理システムには人間のクローン脳細胞を使用したバイオニューロンを使用。
初期の段階では感情を持ったバイオニューロンを制御しきれずテスト中実験機が自我に目覚め暴走し周辺に多大な被害を及ぼす事故が発生した。
現在では感情プログラムは厳重にロックされており自我に目覚めることはないとされている。
動力炉の独立型内燃機関FSジェネレーターは両肩に搭載されておりそのほか全身に荷電粒子コンバーターを装備
ジェネレーターと粒子コンバーターのエネルギーを7:3の割合で使用している
惑星ルティーナの大気でも利用可能でジェネレーターで問題が起きた場合でもコンバーターだけで飛行は可能である(当然攻撃モジュールは使用不能となる)
主力攻撃システムは両腕に搭載されたビーム攻撃モジュールである。
ジェネレーターのエネルギー粒子を両腕に直結させ、ビーム粒子を自在に操ることが可能とし、通常のレーザー砲撃は勿論、収束したビーム粒子集合体を発生させそれに新たな粒子を拡散衝突させることで高エネルギー放出攻撃が可能
腕部からビーム粒子を連続照射し続けることでビームブレードを形成し格闘兵器としても使用可能
レーザー誘導ミサイル兵器ほどの追尾力はないが敵との電位差を利用した誘導ビーム砲を放つことも可能
両肩の装備は拘束磁力線発射装置で磁力線で敵機を拘束することにより敵を無防備状態で引き寄せることが可能
誘導システムが無く命中精度に難があるが、いちど命中させると圧倒的優位を築くことが出来る格闘兵器である
背部にある羽型の物は推進装置ではなく、連動型攻撃支援兵装「グレイプニル」とよばれるもので
羽先のような部分が分離し腕などかエネルギー兵器を発射する際の補助をする
先端からエネルギー兵器を発射することも可能
この兵装はファフニールの標準装備だが、解除することで機動力をあげたタイプも存在する ファフニールの装甲性能は脆弱でフュードスチルを摂取することで破損部分を修復することが可能だが、通常のゾイドの自己再生能力はない
そこで表面装甲部分に非発光性Eシールド発生装置を搭載し全身をコーティングすることで十分な防御力を会得。
推進力はイオノクラフトを使用
背部の筒状のものが推進装置本体で、機体内部で発生した超高電圧を筒内部で起こしそれにより発生した電流で全身を包むことにより飛行し後方に電磁放出を行うことで最高速度マッハ3.2で飛行する。
なお、筒状の装置を使うことにより前型機シンセリティの強く発光する欠点を克服した。
デルフィナス系列のアイリス、ベネディクティは急加速移動システムアンジェラスシステムを使用した時を除いて速度・機動力は航空機に比べ格段に低かったが改良型シンセリティは空間圧縮技術を一部使用しこの形状で航空機並みの空中機動力を得ている。
空間を圧縮し周囲の大気を引き寄せ楕円形の収縮空気の触媒を形成しそれで全身を包むことで空気を受け流し空気抵抗の問題を回避する。
当初この方法を使う場合浮力全くを得ることが出来ないため利用されなかったが、新型推進機関イオノクラフトによりこの問題を克服
前型機シンセリティではそのために巨大な装備を施さなくてはならなかったが改良を重ねその技術を完全に実用化したファフニールは装備を機体内部に納め推進装置のみを機体外部に出すだけでこの能力を発揮できるようになっている
背部に10Mtのインパクトを発生させ機体を加速移動させるアンジェラスシステムを搭載
脚部には機体制御兼加速用のスラスターが装備。
強力な性能を有するファフニールだが、乗り手にかかる負担が相当な物でパイロットは身体に強化骨格と人工筋肉を施す必要がある
その理由から自動制御プログラムを入力されて配備されることが多い。
しかし自動制御の場合有人機と比べて空中格闘性能では大きく劣っている。
ファフニールには複数の形態が存在し通常機は背部にグレイプニルを装備し碗部には何も外部搭載していないが、指揮官機や特別機仕様のSAF-SPファフニールは頭部を専用の物に変更され碗部にグレイプニルを装備し背部にはイオノクラフト機関を追加装備している
これは肩のジェネレーターに直接グレイプニルのエネルギーラインを接続しビームデバイスを変更することにより性能アップを図った物で、ジェネレーターも出力強化型に変更されグレイプニルの羽先ひとつ一つが碗部ビームモジュールと同等の能力を持っている
さらに背部に追加したイオノクラフト機関により移動力も強化されている
当然操作が複雑になり扱いにくい機体となるが、戦闘力は通常機とは桁違いに強力になる
さらに外部武装で対艦用大型ハルバートが存在する
全長25m以上にも及ぶ巨大な棒状の装備の両端にはハルバート照射口が設けられており、起動することで先端から全長200m以上のレーザーソードを照射することが可能で巨大な空中艦艇への攻撃に使われる
エネルギーはハルバートの内部電源で賄われる
数々の能力を備えたこの機体はルティーナ支配地域拡大におけるEC社の航空戦力の要として大規模な生産配備が開始されている

>>機体スペック
  機体基本仕様
■全高:23.9m 
■全長:22.4m 
■全備重量:34t 
■最大速度:M3.2(高空)、巡航速度M2.8
■実用上昇限度:24300m
■製造メーカー:EFFECTIV COATEX
■バリエーション:SAF-02 SAF-SP
基本武装仕様
碗部エネルギー攻撃デバイス 連動型攻撃支援兵装グレイプニル×二基 35mm航空リニアレールガン×二基  拘束磁力線照射装置
外部武装仕様
対艦用大型ハルバート エンジン:後部離片型マルチイオノクラフト機関×一基 最大推力5,600,000kg 展開式イオンスラスター×二基 推力 145,000kg
  




>>製作者コメント
アーマーンの力です、そんなことしか思いつかんとです
今回はフルスクラッチビルドということで所々にくっついているモールドを除いてすべてプラ材からの切り出しとパテ整形で造り上げてます。
そして体の中心に背骨の役割をする銅線を束ねたワイヤを通すことで首から腰にかけて(緩衝範囲が許す限り)自由に動かす事が出来ます。
製作の際はまず背骨からつくりそこから枝分かれして手足やグレイプニルを付けていきます。
今回は可動範囲の確保を重点的に起きましたので可動範囲についてまず腕はイエサブのボールジョイントで2重関節足も5oジョイントで2重関節足です
胸肩の部分はまず前後へスライドするギミックと前後に回るようにしたギミックと上下へ上がり下がりのギミックとさらにボールジョイントが追加されかなりの可動範囲を確保してます
肩の拘束磁力線が可動足のスラスターの展開、尻尾の可動、テイルスタビライザーの可動、背部グレイプニルの可動展開などが主にあります
パテを使っているのは腕と太ももと頭です、他の曲面はプラ素材を削って作ってます。
背中のグレイプニルは構造上重くするわけにはいかないのでモールド部分(?)の中身はスッカラカンです
まずエバーグリーンの角材やプラ棒で骨組みを作り0.3ミリプラ板で覆ってます。
>>監理者コメント

零光治様よりご投稿いただいた「ファフニール」です。
ゾイドというものの可能性、解釈のありかたの多彩さを思い知らされる超絶デザインと造形美に絶句です。
設定にもある零光治様独自の世界観に基づくデザインと機能性が他のゾイドとは全く異なるベクトルで
再現されてますね。デザイン面もオービタルフレームの記号が非常に強く現れたデザインとなっています。
従来のゾイドとは確かに異なりすぎるそのデザインラインですが現実世界でもメカのデザイン等は
つねに新しく、多様化していくものでこのデザインもゾイドの世界におけるEffectveCotex社独自の革命的な
機体としてその優雅なデザインとともにたしかに存在する「新しいゾイド」なのですね。


やはり恐るべきはこれをほぼプラ板でのみ製作された氏の工作技術ではないでしょうか。
複雑でありながら一体のモデルとしてまとまったデザイン、それを立体化する技術力など、
スクラッチ作品の醍醐味が凝縮されたインパクト絶大の傑作ではないでしょうか。
零光治様、御投稿ありがとうございました!

>>監理者コメント

独断と偏見でお気に入りの投稿作品に対して制作させていただく合成画像です。
地球外をも領域とする近未来の世界観、軌道上で地球光に照らされるファフニールの姿です。
イオノクラフトの翼を広げこの機体が飛び立つのは新しいゾイドの世界なのでしょうか。