>>鋼鉄の疾走  ゾイド製作、CG合成:AISEN

>>写真解説

轟音とともにソイツは現れた・・・。
アイアンコングのようなゾイドだったがあきらかに違う点はスピードだった。
その背中は真昼のような明るさのフレアが迸り、
数10トンはあるはずの巨体が俺達を畏怖させるためかのように空気の壁を
振るわせ、飛翔する。

エナジーライガー・・・オレの愛機の照準が一直線で迫るソイツを捕らえた。
短く息を吐き、引き金を引く、間断ないレーザーの雨、熱感知やロックオン警報で
予想されようとも大型ゾイドの瞬発力でかわせるタイミングではないはずだ。
はずだった。
声にならない呻きがのどを押す。
ソイツは滑空しながらローリングし、ガトリングの射線をかわしてみせた。
-ふざけやがって-
ソイツの腕があがったかと思った瞬間、無意識にオレは機体をステップさせた。

轟音をかき消す破砕音。一瞬前までいた地面が数十発の弾丸で穿たれていた。
弾丸は大量のコンクリートを貪るだけではなかった。
オレの愛機の左半身も食い尽くしていた。
だがオレは脱出の選択をしなかった。

機体破損に気づいたとき、コクピットを貫いたソイツのパイルバンカーに
全身を砕かれていたから・・・・・・

帝国最強のエナジーライガーを圧倒したことも、
帝国親衛隊であるオレを消し飛ばしたことも,

まるで意に介さないように
ソイツは轟音とともに飛翔していった。